勝ち方を知っている人と集え
こんにちは
経営者マーケティング研究所
代表の岡田有史(ゆうじ)です。
6月に弊社銀座経営者俱楽部講演会にて
株式会社大樹の小出孝典さんにご講演頂きました。
その際にとても面白いお話をされていたのでシェアさせて頂けたらなと思います。
小出さんは名古屋エリアでトップ1.2位を争うぐらいの接骨院を
10数店舗やっていらっしゃいます。
今でこそ求人と育成がとても強みだそうなのですが
5. 6年前は、10人入ったら9人辞めるような状態だったそうです。
とにかく誰でも採る、
色んな人に声をかけてとにかく沢山採用する、
というやり方をしていたそうで
当然ながら、育成も伴わず
マニュアルもない中で人を雇っても
なかなか社員を勝たせることができないチーム作りになってしまい
離職に繋がっていたと仰っていました。
そんな小出さんに
会社が変わった瞬間はいつですか?とお聞きしました。
色々やってきたことはあるけれど
一つ上げるとしたら「良い人を入れて良い人と関わること」
と仰っていました。
当たり前かもしれないけれど、
求人を強化して右腕になるくらいの人を採る。
そして良い人と関わること。
良い人と関わることによって、更に良い人と関われる。
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そして勝ち方を知っている人と関わる。
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大成功している人ってとっても遠い存在のように思えるかもしれないけれど
以外と自分から「教えてください」とお願いすると
いいよと相手にしてくれるんです、
と小出さんは仰っていました。
開業したての20歳、21歳の子たちにも
教えてほしいと言われたら1から教えます、と。
みんなそういうものなんだ、と。
小出さん自身もまだ自社の店舗が1店舗2店舗だったころに
他社の成功している会社から学ばせてもらったそうです。
同じ名古屋エリアの接骨院だったそうなのですが
自分のビジョンや思いを伝えたら無償で快く教えてくれた、と。
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勝ち方を知っている人と関わるというのは
本当にそうだなと思っていて
自分は色んな所でノウハウよりもノウフ―だと言い続けています。
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やり方や手段なんてものは検索したら携帯一つで見れる時代です。
それよりも誰に教えてもらうか、誰に聞くかがとても大事で
オリンピック選手を沢山輩出している学校は
トレーニングがものすごく特別でコーチの教え方が日本一上手い!
とかではないと思うのです。
もちろん、プロフェッショナルなコーチや監督はいると思うのですが
それよりも
実際にオリンピックに出た先輩に直接会うことができて
本物の技やテクニック、人間性を肌で感じられて
オリンピックを夢の舞台ではなく
自分も出れるかもしれないという現実を味わえて
モチベーションも上げられる。
その結果オリンピックに出る選手が生まれるのだと思うのです。
経営もそれと同じで、誰に教わるか、
誰と関わって行くのかがとても重要なことだと思います。
小出さんが仰っていたように
「勝ち方を知っている人と関わる」
それが会社をスケールしていくためのヒントとなって
更に良い人に繋がれるきっかけになると思います。
是非みなさんも
ノウハウよりもノウフ―を考える
(自分はいつも言いすぎくらい言っていますが笑)
一週間にしてみてください。
岡田有史