自分のトリセツを作ろう

こんにちは

 

経営者マーケティング研究所

代表の岡田有史(ゆうじ)です。

 

先日、銀座経営者倶楽部で

梅村さんにお話いただきました。

 

梅村さんは、

ウェイクサーフィンのプロトして世界二位として活躍しながらも

十数億の資金調達に成功したり、

会社を上場企業に売却されたり、

決済の分野の日本の第一人者として活躍されている方です。

 

「なぜそんなに会社を10社経営しながら

多くのことが同時にできるのか」

というお話でも、

実際ショートスリーパーで、

毎日15時間以上とかいっぱい働ける方で、

会社10個どころか、

もっともっとビジネスをいっぱいやっていたい方。

 

ビジネスは分散している方がいいし

いろんなビジネスモデルの事業を展開していたい

とおっしゃっていました。

 

逆に梅村さんの弱点は何かと聞くと、

「人になかなか任せられない

だから全部自分でやっちゃうんです。」

と。

長所と短所は裏返しとは言うけれど

それをしっかり把握された上で

ビジネスを構築されている。

 

銀座経営者倶楽部でも

ほんとに毎回よく思うのは

 

成功されている方の特徴は、

 

自分のことを本当によく深く知ってる。

理解されてる。

自己理解が深い。

 

例えば

人を成功を聞いて、

さぁそれをやってみよう

という素直さももちろん大事だけれども

 

とはいえタイプが違ったり

自分のことが分かっていなかったら

ただ振り回されてしまう。

 

自分のことを本当の意味で分かる

「究極の自己分析」

みたいなものができていればできているほど

 

いろんな新しいビジネスがやりやすく

成功もしやすい。

 

それはよく経営でいう

ビジョンやミッションみたいなものにも通じると思うんですが

 

それ以上に

 

自分のことを本当の意味でよく分かっているか

 

それが年々自分のことは、

倍ぐらい理解が深まっていく。

 

倍というとちょっと大袈裟だとしても

少なくとも2割ずつぐらいは

自分のことをどんどん自分のことが分かるようになってくる。

 

ほんとに例えば10年前の自分と比べると

10倍以上自分への自己理解が違うなあと思うんですね。

 

そう思うと

 

結構それこそ

60代ぐらいの経営者の方が

コンサルのお客さんでは多いんですが、

 

「今が一番いろんなことができるし

なんでもできるようになってきた」

 

とよくおっしゃります。

 

経営者歴30年だから

いろんなことやってきて

すいも甘いも知ってる

とかそういうこともあるかとは思うんですが、

 

究極の自己分析ができてて

地に足がついてて

自分でもなんでもできるようになっていくからこそ

 

よりほんとに

何やろうかという時に

やることとやらないことが明確だったり

強みが分かっていたりが

本当によく分かる

 

幸せな経営者の一番の近道というのは

「自分をよく知る」

 

世の中の時流と

自分の見せ方を知る

自分が嬉しいことを知る

 

自己分析というと気楽な表現すぎますし

タイトルにも書いた「自分のトリセツ(取扱説明書)を作る」

というのは言葉が軽いかもしれませんが、

 

それを

 

経営者としての

自分の哲学をもつ

 

ということなんじゃないかと思います。

 

その哲学が深まれば深まるほど

 

結果、

迷いもなくなるし

売上も上がるし利益も出るし

社員も辞めなくなって

キャッシュも残って

いい会社になって

よりまたハッピーになる。

 

まずは自分の取説を作る

自分のやりたいこと、どうしてもやりたくないこと

を明確にする

 

自分の得意なこと、眠たくても余裕でできること

逆に苦手なこと、どんなに気合いが入っててもできないことやれないこと

をしっかり理解する

 

それを明文化する。

最初は簡単な日本語からでいいので、

 

例えば

「朝が弱い、その代わり夜は無敵だ」

とかそんなのでいいので

一歩ずつ自分を知って

本音ベースで

それがなんでなのか

例えば・・・

 

みたいなものを

自分のトリセツを

一行一行かいて

次にそれが増えて一ページ一ページ書いて

最後はノート一冊二冊と書いていけば

 

そしてそれが哲学的なものになっていけば

そは会社にとって

本当に深いところで

世界と繋がって

大きなものになって

盤石なものになる。

 

それが経営だな

と思います。

 

皆さんもまずは最初の一歩

自分のトリセツを

一行書き出す

 

ところから始めていただければと思います。

   

岡田有史