手数を出す

こんにちは

 

経営者マーケティング研究所

代表の岡田有史(ゆうじ)です。

 

年齢を重ねたり、

経営を10年20年と長くやっていたりすると

経験が多くなってくる分、

色んな先入観が増えて

色んなものとか色んなマーケティング手法とか

世の中に対して素直になれず

「あ、それ意味ないないなぁ」

と思ってやらなくなることが多くなると思うんです。

 

それは経験が増えると言う事で良いことなのかもしれないけど、

 

よくコンサルティングの現場で

「なんでそれやってないんですか?」と聞くと

 

「あんまり意味ないから」とか

「いつの間にかやらなくなった」

っていうことがよくあります。

 

でも何かに困ってどうしようってなった時

 

初心に帰ると、

単に打席数が減ってることが多かったりするんです。

 

ほんとに会社の経営とかマーケティングで

1番大事なものって

 

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どんなに絶好調でも、

どんなに絶不調でも、

どんな状況でも

必ず打席に立って手数をだす、っていうことだと思うんです。

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ボクシングでいうとジャブを撃つみたいな。

 

だけど、

今はなんとなくこのビジネスモデルは違うかな

この提案がお客様に刺さらないんじゃないか

このビジネスモデルが違うんじゃないか

 

って悩んで

 

ジャブが打てなくなったり、

打席に立てなくなってしまっている人が多くて。

でも今まで経営者として何十年もやってきて

前が見えなくても打席にたってきた訳で、

みんな答えが見えてからやるわけではなくて、

やってるうちに答えが見えることってあると思います。

 

例えば、銀座経営者倶楽部の過去講師の方みたいに

たまごっちをつくったんだ、なども

 

神のお告げのように答えが見えてからばーんと

創ったわけではなくて

経営会議で創らないといけないから

経営会議をしているうちに

たまごっちができたっていうものであって

やってるうちに答えがみえる。

 

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答えが見えてから動くんじゃなくて

とにかく動け、とにかく手数を出す、

とにかくジャブを打て、と。

 

そういう意味でいうと、

自分の中で打席に立つ数、

ジャブを打つ数を決めておかないといけない。

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例えば

”1ラウンドの中でジャブは100発打つんだ”

みたいに、

 

1週間で新規のアポイントを10件入れる、

どんなに忙しくても

絶好調でも絶不調でも、必ず10打席立つ、とか。

 

もしBtoCだったら

お客さんをいっぱい持ってそうな人に

必ず毎日3人にメールをおくる、

必ず毎月ポスティングを1万枚まく、とか。

 

会社にとって、ビジネスにとって大事な数字。

 

一番大事な数字の、

もう一個前が打席数だとしたら

そこの打席数だけは決めておかないといけなくて。

 

それはある程度会社やビジネスが悠々自適になってきたら

みんなそれをやらなくなるんですけど

悠々自適になったとしてもやらなければいけない。

 

それが初志貫徹。

 

一番最初にビジネス始めた時の数字ってあると思うんです。

 

最初はどんどん飛び込み営業をしたり、

お客さんがいなかった独立したての時は

必ず毎日会った人の中で10人に手紙書いてました、とか

人によって色々なものがあると思うんです。

 

それと同じことをする必要はないかもしれないけど

それを思い出してみてください。

 

その数はすごく大事な数字だと思うし、

神様との約束の数字みたいなものだとしたら

利益率が上がったり年収が上がったり

売り上げが上がったりしたとしても

手数だけは減らさないように何とかできないか考える。

 

みんな自分の答えとか、

誰にでも刺さる提案とか、

自分のサービスとかに自信が持てなくなったら

打席に立つのを止めてしまうんですけど

見えないからこそ打席に立つ。

 

意味があると確信を持って打席に立っても

外れることもあるから、

なんでもいいからとりあえずちょっとだけでもやってみる。

 

ビジネスを始めた時の

自分の中のルールや初心を今一度思い出して頂いて、

自分が立つべき打席数みたいなものを

決めてやってもらえたらなと思います。

 

困った時ほど、ここに立ち返ってやるべきかなと思います。

 

岡田有史