売れるまでの設計図はありますか

こんにちは

 

経営者マーケティング研究所

代表の岡田有史(ゆうじ)です。

 

セミナーなどで、恋愛マーケティングを

ビジネスに応用しよう

みたいなお話をさせていただくことがありますが

 

ザイオンス効果

と呼ばれている心理学の法則があって

 

9~11回接触すると、

人はその物を欲しくなる

という心理現象のことです。

 

例えば、みなさんiPhoneや

スマホを持っていると思いますが

iPhoneの話を最初に聞いて

いきなり買う人はいないかと思います。

 

iPhoneの話を聞いて

次にスティーブ・ジョブスのプレゼンを見て

アップルストアの前を通って

友達のおばちゃんがiPhoneの話をしていて

気付けばオカンもiPhone買っていて、、、

 

という風にiPhoneに接触する回数が1回、2回、3回、、、

だんだんとコップに水が溜まっていくんです。

 

そして9回、10回とコップに溜まっていた水が

ある時バーっと溢れるんですね。

 

そのくらい情報を聞いたり

欲しいという感情が揺れる瞬間が10回ほどあって

11回目に「欲しいな」が

「どうしても欲しいな」になるんです。

そして買うんです。

 

どうしても欲しくならないとお金なんて払わないし

わざわざ買わないじゃないですか。

 

という風にして買うのがザイオンス効果と言って、

恋愛をするときに

人が誰かを好きになるときの感覚と似ていて

恋愛マーケティングと同じだ

なんてよくいいます。

 

なのでこれについて例えば営業マンが

「営業したんですけど、あの人は買わないみたいです。

見込みがないようです。」

 

って簡単にいうけれども、

それは多分1回しか言ってないだけ。

 

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そうではなくて、

どういう風に9回〜11回、

階段を登っていくのか

という設計をして、

見込み客の方に提案をしていく。

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少しめんどくさいと感じることを仕組みとして

実際に作ることがマーケティングであり、

自然に最適に売る仕組みです。

 

今よりももっと、

お客様が自然に買うための

仕組みにするにはどうしたらいいのか。

 

今まで「あの人は見込みがない」

と切り捨てていた人でも

あと10回接触してから購入してもらうためには

どんなステップがあるのか。

 

ちょっと今一度考えてみる一週間にしていただければ幸いです。

 

岡田有史