負けてもいい時を知る

こんにちは

 

経営者マーケティング研究所

代表の岡田有史(ゆうじ)です。

 

「あの人には負けたくない!!!」

 

そう思って頑張る

ライバルがいるから

やる気になる

 

みなさんも、

そういう体験をされたことがあるかと思います。

 

だけど、

逆に、

それが逆に自分に無理をさせすぎてしまう時も

あるかもしれません。

 

ほんとはそこは頑張るべきじゃないのに、

 

無理して、借金をして、

ガンガンやって頑張ってしまう。

 

実は、比べる対象が

そもそも間違っていた時、

そこと比較するのは違う時、

誰しもそんな時があったり、

実はその本人は気づいてないけど

そういう状況に陥られてるなぁ

と思ったりすることが時々あります。

   

今すでに利益が2、3億出ていて、

今考えるべきは、社内の充実だったり

従業員満足度アップが大事なステージなのに

 

「目指すべきは10億だ、20億だ」

と思ってガンガンやってしまっていたり、

 

それは

「同業のあの会社が

倍ぐらい出店してて

どうしても負けたくない」

という理由だったり、

 

「ライバルの経営者仲間が

10億稼いでて

同世代で負けたくないから」

 

みたいなことだったりで

動機が不純な時が多いかもしれません。

 

もちろん、それは時として

本当にびっくりするぐらいの成長を遂げたり

思わぬ底力を発揮する時もあるし、

 

動機なんて大体は不純だと思うし、

そんなことはさして問題はないと思うけど、

 

でもコロナショックとか、

リーマンショックとか

地震とか、

世の中の大きな波に飲み込まれたりした時に

その無理は、一気に破綻したりしてしまいます。

 

大きな借金でレバレッジをかけて

一気にそのせいでボロボロになる時というのは、

 

何か見栄を張っていた、

調子に乗っていた、

変なライバル心から無理な背伸びをしていたなぁ

 

そんな時に起こるものかもしれません。

 

「どうしても負けたくない相手」

そんな人がいるときに、

人は強くなれるし頑張るし、

それも人生の楽しさの一つだと思います。

 

だけど、

本当は頑張ってはいけない時も

あるのかもしれない。

   

そんな時に

「今は、一旦負けてもいい時なんだ」

と自分をいさめられる人。

 

そういう人が

30年単位とかで見ると

 

大きく、勝つ

 

というか

別に人生、勝ち負けではないので、

 

しっかり地に足つけて

本当にしっかり稼げるのかもしれない

とそう思います。

 

ITのあの人が月収3億らしい

とか、そういう情報に踊らされて

感情揺さぶられて

 

時にそれで奮起したり

好奇心を100倍にすることも大事だけども

 

踊らされたり

狂わされたり

分相応じゃなくなったり

自分じゃなくなっちゃうことは

 

本当にもったいないな、、

と思ったので

 

改めて

 

・変な意味のライバルを見間違えない

・踊らされない自分

・感情を振り回されない自分

・分相応な経営

・自分ならではの経営

 

そんなことを考える1週間にしていただけたらな

と思います。

 

岡田有史