バチェラー久保さんがきます2

こんにちは

 

経営者マーケティング研究所

代表の岡田有史(ゆうじ)です。

 

みなさん、バチェラー・ジャパン観ましたでしょうか。

 

先週もバチェラー・ジャパン久保さんが、

銀座経営者倶楽部の講演に来ていただくよ

といったメルマガを配信させていただきましたけども、

 

久保さんは

===経歴===

海城高校から東京大学、同大学院を経て、

外資系コンサルティング企業のA.T.カーニーへ入社。

その後、起業の道に進みファッション通販サイト

『ミューズコー(MUSE & Co.)』を立ち上げ、

2015年には同社を17億円超でmixiに売却。

 

Amazonが配信する恋愛リアリティー番組『バチェラージャパン』の

初代バチェラー。

現在は月々500円から使える家具シェアリングサービスを提供する

CLAS(クラス)の代表取締役。

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こういう経歴で、先週も言いましたけど、

久保さんは東京大学、そして東大大学院を出て、

外資コンサル出て、

創業した会社をミクシィに売ってバチェラー出て、

そのまた創業した会社が業界1位になったと。

 

久保さんは、

何もないところからビジネスを立ち上げるプロで、

最初に創業した会社もそうだし、

バチェラーだってまだ日本になくて、

アメリカではAmazonで配信されていて、

Amazonを代表する作品だと。

それも0→1のパイオニアというか、第一人者。

 

で、また今回新しく立ち上げたビジネスも0→1。

それこそ0→1のプロということがすごいと思うし、

それが今回の講演でたくさん学べるなと思いました。

 

いろんな経営者の方に

0→1をするのが課題だとか、悩みだとか、

どうやったらいいかわからないとか、

よく言われるんですね。

 

例えば、二代目社長の方とかもそうですし、

一度自分でビジネスを当てたけど、

1個しか当てられてなくて、

更にもう1個どうやったらいいか、わからない。

何個かやってみたけど、

あんまりうまく当たらなくてみたいな方も多くて。

 

なんとなくですけど、岡田自身の体験や、

色々な経営者の方の「0→1のコツ」みたいなのを

お話出来ればと思います。

 

もちろん、

 

0→1が得意な人と、不得意な人がいて、

 

0→1が得意だったからいいって言い切るわけでもなくて、

 

0→1が得意な人って、すぐ次に興味が移ったり、

何個も0→1やっちゃったりするし、

すぐ会社を売っちゃったりもするし、

それが良い悪いでいうと、もちろん良いんですけど、

 

逆に1くらいのものを10にしたり、100に伸ばすことの方が

キャッシュが残ったり、利益って残ったりするものなので、

良い悪いではなくて、特性だったりするんですけども。

 

その1→100が得意な人からみたら、

0→1にするのはどうしたらいいかわからないし、

ああいうことする人って、

原始人だとか、俺にはできないよって

思うことが結構あって、

その0→1のコツって何かなぁと思ったときに、

絶対これやなと思うのは、

 

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まずビジネスを0から作ろうと思うこと

やろうと思うこと

なんでもやってみようと思うこと

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ホントにやろうと思うかどうかだと感じていて、

それってすごいパワーだし、

エネルギー使うし、人を巻き込むし、

 

0→1って変なこと言うと、

例えば、子供を産むときのお母さんのパワーって

すごい人生を使って、エネルギーを使って、生理現象を巻き起こして

色々変わって、人生をかけて子供を産む、

それと比べると逆におこがましいかもしれないけど、

 

それぐらいのエネルギーで何かを生み出していく感覚のイメージ。

 

1日20時間を1年、2年くらい注ぎ込むような感覚の時もあるし、

イメージで言うとリクルートの社訓で、

すごいいいなと思うのが、

 

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自ら機会を作り出し、

その機会によって自らを変えよ

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という社訓があって、とにかく機会を作れと。

 

場・チャンス・そのきっかけみたいなもの。

それをなんでもいいから作れと。

 

自ら作った機会に、99%のエネルギーや、チャンス、お金、

人望、人気、情報、集客など、、

すべてが集まるよと。

とにかく作ったもん勝ちだと。

自分で作らなあかんと。

 

そして、それを人を巻き込んで、広めていって、

それが世の中でいう

プラットフォームみたいな考え方かもしれないし、

リクルートはそういう感じでやっているんですけど、

とにかく場を作ろうと。

 

小さく言うと、サークルを作ろうとかでもいいと思うんです。

ホントにノリってそういう感じで、

作って、巻き込んでいって、世の中に広めていって、

次元を変えて、消化させていくだけで、

何か全然違う次元のものになる。

 

もしかしたら、それは頭がいい人と言うよりかは、

ノリがいい人タイプがやれることが多いかなと思うんですね。

 

若干、ちょっとバカじゃないとやれないことが

多いんじゃないかと思うんですね。

 

今回、久保さんは東大卒で、バカだとは到底思えないですけど、

でもやっぱり、創業者、0→1のタイプは、

一瞬バカになれる瞬間がないとなれないのかなと。

 

全員がうまくいくよって言うことって、

皆が皆うまくいかないじゃないですか。

全員うまくいくよって言うことは、

もう誰かがやったり、誰でもうまくいくと思っているから

みんなが既にやっている。

 

結構、10人中9人が反対するようなことしか、

うまくいかなかったりするけど、

その圧倒的な情熱とか、ノリの良さとか

とは言え、めちゃくちゃ考えたりしている。

 

ほんとにノリがいいからガンガンやってくけども、

実際はみんな結構失敗してたりもする。

 

例えば、ユニクロの柳井さんでさえ、

1勝9敗と言っているし、

あのレベルの経営者が1勝9敗ですし、

 

俺のフレンチ作って、一世風靡して、元々ブックオフを創業した

坂本会長も3勝14敗だったと。ビジネスを全部やって。

あのレベルのブックオフを日本中に広めて、

古本革命を起こして、そして俺のフレンチ、飲食に革命を起こした

坂本会長でさえ、14回負けていることがあるんだと。

 

みんな失敗してることは言わないんで、

成功したことをちょっと盛って言うから、

0→1って難しいなあ、自分には無理だろうと思うかもしれないけど、

 

とは言え、裏で散々綿密に計画も立てている。

 

いろいろな調査会社やコンサル会社に頼んで、

いろんな調査をして、散々練っているし、

自分の直観も働かせているし、考えている。

それでもうまくいかないこともあるんですよね。

 

自分の岡田の例で言うと、

やっぱりコンサルティングをずっとしていて、

そこそこ良いポジショニングでさせていただいてて、

情報が圧倒的に入ってくるし、良い経営者の人脈もあるし、

そもそも尋常じゃないぐらい人と会っていて、

 

少なくとも年間5000人ぐらいとは、

経営者とビジネスについて真剣に対峙して語っているし、

アイディアももちろん無限にあるし、そういうのが大好きですし、

ほとんど趣味なんですけども、新規ビジネスやアイディアにしたい病の

病気じゃないかってぐらいで、

 

その中で出てきた1000個のアイディアの中から、

アイディアというか、ネタみたいなものから、

10個くらい絞って、石橋をたたいて渡らないくらい、

その中で1個渡るみたいなぐらい、慎重な感じ。

 

でもやるときは、どんどんノリのように展開していって、

1年に1個ずつ会社作ったりするんですけど、

0→1の能力って、一言で言ったら何か、

それが正しいかもわからないし、

それは岡田のパターンだったりするんですけど、

周りの経営者の方で0→1が得意な方って、

ノリが良くて、学生のとき、すぐサークル作っちゃうんです~

みたいなタイプが多いのかなと。

 

一言で言うと、

ちょっと、いらんことをしてしまう性格

みたいな、

すぐ作っちゃうみたいな。

作らなくても、入ったらいいやんそのサークルに

みたいな感覚ですよね。

 

でもその能力、感覚が0→1を作るのかなと思って、

かといって0→1が偉いわけでは無くて、

(世の中1→100の方が儲かりますし、

そっちのほうがいいかもしれないし)

でもそういう能力が0→1の秘訣かなと思います。

 

今日のメルマガ、はじめはバチェラーネタでしたが、

全然関係なく自分の話や0→1の話をしてしまいましたけども、

今週、皆さんも改めて、

0→1って何やろう、どうやったらいいんやろう

っていうのを考えていただきたいです。

 

0→1の新規ビジネスをやれと言っているわけではなくて、

自分の事業の中で、ある程度儲かっていたとしても、

どういう風に、どの部分で、

0→1を作っていくかということがすごく大事で、

 

それこそイノベーションとか、革命になるわけです。

 

改めて今週、ビジネスの新規ネタでも機会でも

何かを作るとしたら何かな

というアイデアを100個ぐらい

出してみても面白いかなと思います。

 

岡田有史