「ニュース断ち」をしてみよう

こんにちは

 

経営者マーケティング研究所

代表の岡田有史(ゆうじ)です。

 

今日は、

ニュース断ちをすると売上が上がる

というお話をします。

 

ニュース断ちの断ちは、

断食の「断」です。

   

ネガティブなニュースは売れます。

なぜ、ネガティブなニュースが多いかというのは、

人はネガティブなニュースを見たり読んだりすると、

簡単に中毒になってしまうからです。

 

そして、それらを読んで一日をはじめると、

どんどん一日が終わってしまいます。

 

新聞やテレビを否定しているわけではありません。

実際、それらから素晴らしい情報を得てるし、

知的なテレビ番組から、

たくさん学んでいる人も多いでしょう。

私もそうしたことがあります。

 

しかし、ニュースに

心さらす時は、よく選ばないといけません。

 

私は、新卒で船井総研という

コンサル会社に入りましたが、

入社1~2年の頃に言われたことで

おもしろいなと思うことがあります。

 

それは、

「ニュースなんか見ても売上なんか1mmも上がらんぞ。

そんな暇があったら仕事しろ!」

と言う人もいますし、

 

「岡田くん。

ニュースとか大衆の人が見てるものをしっかり見て、

みんながどういうものを見るかを知ることで、

大衆の人が何を考えているかが分かる。

それがマーケティングなんだ」

 

と言う人もいました。

 

けっこう両極端のことを言うので、

どっちなんだ!と

常に心の中で突っ込んでいましたね笑

   

創業の船井幸雄さんは、

経営コンサルタントの神様と言われていて、

日本で最大の経営コンサル会社を作りました。

今はお亡くなりになりましたが、

彼はニュースを見ないそうです。

 

「日経新聞のタイトルだけ見てるんや。中身は読まない」

 

という話をお聞きしたのですが、

なるほどな、と思ったんですね。

   

そして、何かの本で、

ニュース断ちを一週間してみなさいとあり

それを一度やってみると

2つのことに気付くとありました。

 

まずは、多くの情報を手に入れ損なう

ということは絶対にありえないということ。

 

本当に大事な話題は、

お客さんからや、

オフィスで交わされる会話などで

知ることができます。

 

第2に、

本当に穏やかで落ち着いた気分になれるということ。

 

SNSが普及して、

夜中に自殺率が上がったり、

幸福度が圧倒的に下がったと言われています。

 

いかにSNS断ちをして、

ニュースから離れるかによって、

心が落ち着き、

本当に人生の大事なことに集中できる。

 

なかなかできないという人も多いと思いますし、

そんな簡単なことでもないと思いますが、

一回騙されたと思って、

7日間だけニュース断ちをしてみよう、と

その本には書いてありました。

 

ですので、私も一度やってみたのです。

私は、なるべく意識的にそうしていますけども、

みなさんも、騙されたと思って

一度やってみてほしいです!

 

本当にそのニュースを観ることが、

メディアに触れることが、SNSを見ることが

あなたの本当の人生の中心に役立っているか?

 

役立つことももちろんあり、

それを否定するつもりは一切ありません。

 

ご飯を食べるのを好きな人が

三日間だけ断食してみるのと同じ感覚で

ニュースを一週間断ってみてほしいです。

 

おすすめは、

見たいテレビ番組などは全部録画をしておいて、

一週間、完全にニュース断ちをして、

それで本当に困らないような環境にしておき、

本当に気になるようなら、

あとで録画してあるニュース番組や新聞などを

見たり読んだりしたら、いいと思うんですね。

 

スマホ断ちをしろとまでは言いませんが、

こうしたことを一回、

行ってみてもいいのではないでしょうか。

 

それを比較的やりやすい世の中に

なっているかな、とも思うんですね。

 

また、自分の中で決めてもいいと思います。

ニュースを見るのは、1日30秒以内。

スマホをお昼休みに30秒見るだけなど。

 

より便利な世界になっている分、

あらゆることに主体的にならないと

圧倒的に流されて自分の幸福度や

本当に大事なことが犠牲になる時代です。

 

ニュース断ちを一度やってみると、

心が穏やかで本当にクリエイティブで

インスピレーションを受けるような人生が始まると

感じてもらえたらと思います。

   

岡田有史