借金39億の返し方
こんにちは
経営者マーケティング研究所
代表の岡田有史(ゆうじ)です。
先週も先々週も
39億の借金を7年で返済した
株式会社恵那金属製作所の松岡達也さんの
100の手を打つ、というお話をさせて頂きました。
奥さんの実家の会社の工場が借金を抱えていて
いきなり自分が社長をやることになって
借金39億をどのように返していくのか
というお話でした。
本当にその為に100の手を打って
毎日2時間3時間睡眠で働き続けて
ようやく毎月一個ずつくらい手を打っていって
100個手を打ち終わったころに
ようやく借金が無くなっていたという話をされていました。
本当によく言われつくされている言葉ですが
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人生最大のピンチが人生最大のチャンスで仕組みに必ず繋がる
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ということは、
ありとあらゆるピンチを乗り越えてきた経営者の方たちが仰っていて
松岡さんにとっても、”借金39億を返す”ということに立ち向かう時が
人生で一番辛く、もうよくわからず無我夢中で
全てを投げうってここだけに20時間365日7年間
逃げる事すら出来ずただただやってきたと思います。
本当にピンチでしかないのだけれどもやるしかなく
ただ、適正に最適にやっていけば
いくらでもやることはあって
100個はやれるな、と。
そしてそれをただただやり続けたら気付けば7年で完済した。
要するに年に6億近く利益が出るような会社が出来上がっていて
6億近く利益が出るということは
会社が数十億の価値になっていたということで
最終的に松岡さんは会社をファンドに売却して
元々いた古株の社員を社長にして自分は去った、と。
そのあと、会社を売ったところのファンドから
別の会社の社長をやってくれないかと言われて
今はそこの会社をやっているのですが
今後はもうプロ経営のしての道、
どんな会社だろうがこの松岡さんは立ち上げられるだろうし
現在45歳くらいでまだまだ若いし体力あるし気合も入っているし
39億を7年で返済出来るくらいの覚悟
毎年数億円赤字が出ているようなボロボロの会社を
-5億から+5億にして利益を10億増やすようなことは出来ると思うのです。
言葉でいうと簡単ですが
実際全然簡単ではなく、次元が全然違うような物にしていて
おんぼろの車が新車になるような感覚。
それって不可能だと思うのですが
不可能だけどそれをやるしかなくて淡々とやっていたら
自分の人生の一番の成功体験になっているのです。
会社としてはそれが仕組みになっているし
やっぱり人生最大のピンチこそがそれを作り出したのです。
今年の3月に弊社銀座経営者俱楽部講演会でご講演頂いた秋元さんも
先代から受け継いだ会社が借金を抱えていて
借金を返したという話がありましたが
譲り受けた借金、自分のせいじゃない借金、
本来は自分が返さなくてもいいような借金。
それを何とか完済した時にはものすごく筋肉隆流になっているのです。
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そのくらいの、人生最大のピンチで
もし今皆さんが何かしらのピンチに直面していたら
それはギフトでしかないのです。
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いずれそれが一番の強みになるからそれを信じてやろう、
と、私が言うのは全く刺さらないかもしれないのですが
銀座経営者俱楽部の過去の講師陣達は本当にそれを
体験談として仰られるので
間違いなくそうなんだろうなと思います。
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もしピンチとか何か困ったことがあるなら
それが最大のチャンスになるきっかけにしかならないはずなので
今ピンチだなと思っている方がいるとしたら
それを信じてやってみてください。
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今回の9月の銀座経営者俱楽部講演会では
それが一番伝えられるな、と思っていて
松岡さんのこの日しか聞けない話が沢山あると思います。
(今はもう会社を離れているという関係で
音声会員様限定の後日配信もありません)
39億円の借金を返すためになにをやったとか
39億の借金を抱えたときの追い込まれた感覚、感情から
大逆転したときの感情まで
全てを教えてもらうので
本当に価値があると思います。
遠方の方も、移動中の方も耳だけ参加も出来るので
是非みなさんに聞いていただけれたらなと思います。
今ピンチに陥っているひと、
ピンチであればあるほどチャンスになっていくと思うので
これを聞いて立ち向かっていくきっかけにしてください。
岡田有史