「一歩でなくて、半歩先を見るとうまく行く」

こんにちは。

 

経営者マーケティング研究所

代表の岡田有史(ゆうじ)です。

 

年始のお正月の箱根駅伝は

2年ぶりに青山学院が優勝しました。

 

青学は、この10年間で4連覇を含む

7回優勝していて

原監督がいる限り黄金期は続く

と言われています。

 

その原監督の有名なエピソードがあります。

ちょっと引用させていただきます。

 

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 「『柿の木作戦』でメンタルを 強くせよ」

 

できることの半歩先を目標とすること

 

目の前に柿の木があったら、

まずは手の届くところの柿を取って食べると思います。

 

その柿が美味しかったら、

もう少し上の柿を取ろうとします。

 

次はその上の柿を取ろうと工夫し、

最後には一番上の柿をとるにはどうしたらいいか考えます。

 

こうして柿をとることが楽しくなります

 

まず半歩先の目標を設定し、

努力することによりその目標を達成し、

成功体験が得られることで、

自信の積み重ねとなり、

メンタ ルも強くなっていく。

 

そして、 この積み重ねが箱根駅伝優勝 へとつながった。

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そんなニュアンスのことをよくおっしゃています。

 

どんな大きなことを為すためにも

練習をコツコツやるしか答えはない。

 

その練習をコツコツやるためには、

メンタルが大切になってくる。

 

大きな目標を掲げるのはいいけれど

それを見過ぎるとプレッシャーになって

目の前のコツコツができなくなる。

 

なので、半歩前の目標を定め

それだけを見定め

今何をしたらいいのかを考えること。

 

それが柿の木作戦。

 

もともと原監督はビジネスの世界でトップ営業マンを取っていて

そのビジネスで学んだことを

スポーツのトレーニングの世界に取り入れたんだ

 

とおっしゃっています。

 

つい人は、大きな目標を見定めて、

今何をしたらいいか見失ってしまいます。

 

できることは半歩先を見定めて

目の前の一歩一歩をしっかり確実にやっていくこと。

 

改めて年初から初心に返らせていただきました。

 

岡田有史