社員の幸せ度向上にこだわろう
こんにちは
経営者マーケティング研究所
岡田有史(ゆうじ)です。
来月、弊社銀座経営者倶楽部にて
株式会社愛しとーとの中村浩之さんにご講演頂きます。
中村さんとお打ち合わせをさせて頂き
すごく面白いお話をお聞きしたので
皆さんにシェアしたいと思います。
株式会社愛しとーと、は
コラーゲンゼリーをはじめ、数々の健康食品や
化粧品等の通販事業を行う会社で
(中村さんは2022年3月31日付で独立し退任しています)
商品の「企画から開発・製造・販売・物流まで」
全て自社で行っていらっしゃる会社です。
主力商品の「コラーゲンゼリー」は、
10年連続 売上日本一を誇っておりl
現在は日本だけではなく、台湾、カンボジア、タイ、
マレーシア、ベトナム、シンガポールといった
海外展開もされています。
競合も多い中
どうやって通販事業で天下を獲ったのか。
中村さんはとにかく広告を打った、と。
折込チラシは年間1億枚刷り、
自ら出演したテレビCMを全局で流し
どんどん新規顧客を獲得し
スタートしてから2年で40億の売上がでたそうです。
創業して以降、順調に売上を伸ばしていましたが
ある時「違和感」を感じるようになったそうです。
売上をあげることが目的になってしまって
お客様のことを考えることが出来ていない、と。
そこから3年間、
通販会社では有り得ない
”新規顧客を取らず社員教育をする期間”にし。
”組織の中における幸福度をいかに上げていくか”
その3年間はそれを常に考えて
経営、社員教育をされていたそうです。
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好きなことをしている人の幸福度は高いと思うけれど
多くの人が組織に属していて幸福度が高いとは限らない、と。
”ロジカルなスキルとしてどう実現していくのか”
それを経営者がしっかりマネジメントしていけたら
社員の作業効率も発想も人間力も上がっていく。
結局”社員を幸せにすること”の先に
ビジネスの成功が確実にある、と。
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利益を出すためのノウハウや技術を教えることは
みんなやっているのだけれど
「社員を幸せにする」
ということは後回しにしている人が多いんだ。
と仰っていました。
中村さんは常に社員に
「売上や利益ももちろん大切だけど
今、とてもしんどくて息切れしながらやっているような
プロジェクトがあるのであればすぐに辞めてくれ。
そんな思いをしてまでやってほしくない。」
と伝えていたそうです。
そんな3年間を経て、
新規顧客を獲らなかったにも関わらず売上高は伸び続け
売上は100億円まで到達されたそうです。
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今まで色んな広告やマーケティングを行ってきたけど
結局は社員の幸福度を上げたこと。
そして最終的にそれは自分に返ってくる、と。
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頭のどこかでは社員やスタッフのことを
幸せにしたいと思っていても
一番に考えることはなかなか難しいことだと思います。
そこをいかに優先できるのかが
ビジネスをスケールしたりレベルアップするための
ヒントなのかなと思います。
社員の幸福度を上げる。
そのために今できることを考えてみてみると
面白いのではないかなと思います。
岡田有史