王様経営のススメ
こんにちは
経営者マーケティング研究所
岡田有史(ゆうじ)です。
現代の経営の秘訣は何か
と問われると
「王様経営をやろう」
と言うことがよくあります。
特に
最初は一つの城の主人(あるじ)になりたくて
大きな城を飛び出して
自分の事業や会社を作ったのに
いつの間にか
社内のいろんな人に気を遣ったり
誰かを立てたり
自分が一番決裁権があることを忘れてしまっている。
自分で全部決めていい。
誤解を恐れずに言うと
「プーチンになれ」
「習近平になれ」
と言うと分かりやすいかもしれません。
超圧倒的リーダーシップを持とう
圧倒的スピードをつけよう
といった意味です
(国の政治でそれが正しいかはさておき)
やっぱり伸びてる会社は
トップの意思決定が他の10倍ぐらい早く
それを現場に落とし込むのも10倍ぐらい他より早く
なので結局実現まで100倍ぐらい早い。
なんなら千倍ぐらい早いことも多い。
社内の規模が数千人ぐらいなのであれば
絶対そうした方が全てのスピードは圧倒的に早いし
強い会社になれる。
もちろん
王様になれと言っても、
横暴になれ
とか
法律をおかしてでも儲けろ
といった意味ではないけれど
でも結構
つい、コンプライアンスだとか
人の意見を聞かないと、とか
専門家の意見を聞いて
みたいな今の時代
経営者がちょっと萎縮してたり
必要以上に優しくなりすぎてたり
いらない人をクビにできないと思い込んでたり
言いたいことを我慢しすぎてたり
とかそういうことが多すぎる気がする。
でも、そんなことはない。
ついみんなで決めようとするけれど
自分でちゃんと意思決定しよう
最後は全部自分でやろう。
やっぱりその方が、
スピード100倍どころか
1000倍ぐらい違う。
あなたがトヨタでもない限り
スピード以外ではなかなか勝てない
ソフトバンクの孫さんだって
ユニクロの柳井さんだって
もう、思いっきり王様経営で経営している。
一回引退したり
かに任せても
その人をクビにして
すぐに自分が現場に戻ってくる。
ちょっと極端なことを書きましたが、
今一度力を取り戻してほしい。
経理に権限を取られてて
とか
奥さんの決裁権が強くて自分で決めれなくて
とか言う人がいるけど
そんなの言ってる暇なんてなくて
社長100倍の法則
っていつも言ってますが
仕組化することと
も大事だけど、
「自分が100人分の戦力であること」
を思い出すことも
同じぐらい大事である。
もちろんそれが行き過ぎたら
ビックモーターになってしまうのかもしれないけれど
一つボタンをかけ違わなければ
それも間違いじゃないかもしれない。
もちろんこれは
普段からジャイアン型社長をされている方に
もっとオラオラになろう
と言ってるのではなくて
普段一歩引いてる方、
社員に「任せる」というのが口癖になってる方に
もっと社長としてのパワーや権限やエネルギーを取り戻してもらいたい
という意味です。
社長はやることをどんどん部下に委任して
暇暇になっていくべきだし
手離れしていくべきだし
だけど、せっかく作った暇でゴルフばかりするのではなくて
次の何かをしなければならないし
考えなければならないし
全部秒速で意思決定して
どんどん変化を起こさねばならない。
誰かに何かを邪魔されてはならない。
自分が王様であることを思い出そう
そんな気づきを少しでも
感じてもらえたらと思います。
岡田有史(ゆうじ)