経営においての悩みがなくなる方法
こんにちは
経営者マーケティング研究所
代表の岡田有史(ゆうじ)です。
今月弊社銀座経営者倶楽部にて
HOLIS株式会社、片桐さんにご講演頂きます。
先週に引き続き今週は
片桐さんが実際にやられている「ティール組織」について
ご紹介させていただきます。
経営者のみなさんは
「社員が動かない」
「良い人材が採用できない」
「離職する人が多い」
など、人についての悩みがとても多いと思います。
その8割、9割を解決できる必殺技が
今月の講演会でお話しいただく
「ティール組織」です。
片桐さんが参考にされた「ティール組織」の本がこちらです。
ですが、この本を読むことは
そんなにおすすめしません。
なぜなら分厚い本だからか、
最後まで読んだ人を見たことがないからです。
「ティール組織」が気になる方は
是非片桐さんの会社、HOLISのホームページをご覧ください。
とてもわかりやすく要約してくださっています。
https://holis.co.jp/teal/tealinholis/
片桐さんは毎月名古屋と東京で「ティール組織」の
説明会を開催しているそうなのですが
「よし、やってやるぞ!」と来られた会社100社の中から
最終的にティール組織を導入する会社は
1社くらいしかいないそうです。
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ですがその100分の1の会社は必ず成功して
売り上げが上がって利益も出ているそうです。
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片桐さんは15個、20個と事業をやられていますが
全て億単位で利益が出ていています。
そして何よりも良いと感じるのが
「キャッシュが残ることだ」と。
例えば経営者の悩みでよくあるのは、
売り上げから経費を引いてお給料を引いて、
税金を払うと、
お金が残っていなくて社長の給料が残らない。
今月は設備投資で2000万円が必要だから
社長が自分の貯金を崩したり、銀行からお金を借りたり…
そうすると自分の貯金が減っていく、など。
ですが、片桐さん版「ティール組織」では
毎月出た利益を、
利益用の口座、オーナー用の口座、
税金用の口座、経費用の口座、銀行への返済用口座と
5つに分けていて
お金を見える化して管理しているのだそうです。
全従業員が店舗PCからIDとパスワードを入力すれば
すべての口座の金額が見られるようになっており
経費を使いすぎると自分の給与にダイレクトに影響するので
自然とコストの削減にも繋がる。
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このように社員一人一人が
経営者と同じレベルで考え、判断していくようになります。
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「ティール組織」とは
”全員を経営者にしよう”ということなのですが
片桐さん版「ティール組織」では
”会社に会議が無い”
”役職や上司・部下などの概念がない”
”予算、経営計画書がない”
”経営理念がない”
”評価制度・人事考課がない”
など、どの会社にも必ずあるようなことを
無くしています。
「社員が動かない」
「キャッシュが残らない」
「組織としてのレベルをあげたい」
そういう悩みがある方こそ
なにか必ずヒントになるお話がある講演会だと思います。
是非リアルで片桐さんのお話を聞いて
部分的にでもやれることがないか、
自社に取り入れるとしたら何ができるのか、
成功し成果を出し続けている「ティール組織」とは
一体どんなものなのかを体感してくださると
もっとみなさんの事業のスケールに
繋がるのでは無いかと思います。
岡田有史