100人の役員を雇うより100人の経営者を雇え

こんにちは

 

経営者マーケティング研究所

代表の岡田有史(ゆうじ)です。

 

今月弊社銀座経営者倶楽部でご講演頂く

HOLIS株式会社、片桐さんと

お打ち合わせをさせて頂き

すごく面白いお話をお聞きしたので

皆さんにシェアしたいと思います。

 

片桐さんは2018年に「ティール組織」を会社に導入し

今現在10法人、24業態、60店舗以上もの事業をされています。

 

「ティール組織」とは何か、というと

社長や上司がマネジメントをしなくても、

目的のために進化を続ける組織

つまり”全社員が経営者になる”ということです。

そのため、役職も上司・部下という概念も評価制度も無いそうです。

 

片桐さんは社内研修への強制参加もやめたそうです。

それまでは年に何度も研修をやっていて、

その研修を受けないと次の役職へと

ステップアップできないという状態だったのですが、

そもそも役職もなくしたので必要ない、と。

 

今では、社員が何か学びたいことがあれば、

外部の研修やセミナーなどを自分で見つけてきて、

経費口座から費用を出すそうです。

 

また、会議を無くしたことで意思決定のスピードがものすごく上がり

思いついたらすぐ提案して周りの助言経て意思決定をする、と。

 

周りからの助言も「いつまでにお願いします」

と期限を切って長引かないようにするのだそうです。

 

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このように”全員が経営者”ということは極端に言うと

売り上げが0の時はお給料が0円になる、

ということです。

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例えば大企業の大勢の社員の中の一人のやる気というのは低い訳です。

わかりやすく言うと

社員5人でやっている会社がいきなり社員10人に増えたら

1人1人が少し手を抜いてしまいます。

 

社員からすると仕事が楽なのかもしれないですが

経営的観点からすると良くはありません。

 

それをどうやって解決していくのか、

その答えが今回の講演でお話頂く「ティール組織」です。

 

頑張りによってお給料が変わるということは

「働きたくない人も結構多いのでは」

「頑張ってお給料を100万円貰うよりも、

淡々と仕事して毎月25万円ほしい人が世の中には多いのでは」

と思うかも知れません。

 

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気合いの入った人、お金がそこそこ好きな人が残り

みんな死ぬ気で働くようになりますよ、

というのが今回の本質です。

 

実際に片桐さんがティール組織を導入してからは

離職率がほぼ0%になったそうです。

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経営者からすると理想ですよね。

 

この「ティール組織」が世の中に出たときに

あっという間に世界中に広まって

たくさんの方が実践したのですが

みんな大失敗してしまったんです。

 

私もよく「色んなことをやってみよう」と

コンサルでもセミナーでも言っています。

 

元に戻せることならいいのですが

不可逆なこと、例えば一度辞めた社員は帰って来ないなど

これは一回やってしまうともう元には戻れない。

 

ですがそれを失敗せずに実現したのが

今回ご講演していただく片桐さんです。

 

社員全員が経営者になるような組織作り。

100%できないとしてもどう近づけていくのか。

 

経営者にやる気があるのは

全部自分のお金だからであって

社員たちのやる気を引き出すにはどうすればいいのか。

 

それをみなさんも

今一度考えてみると面白いのではないかなと思います。

 

岡田有史