好感度を100倍にする方法
こんにちは
経営者マーケティング研究所
代表の岡田有史(ゆうじ)です。
今週19日(木)に弊社銀座経営者倶楽部講演会でお話しいただく
ココナラ創業者の南会長のエピソードを
皆さんにシェアしたいと思います。
ご存知の方も多いかもしれないですが
南さんはココナラ創業者で、
慶応義塾大学を卒業し新卒で大手銀行に入社、
再生ファンドに転職後
オックスフォードでMBAを取り日本に帰国し起業し
その後華々しく上場を遂げ、
誰もが聞くだけでTHEエリートというような経歴を持つお方ですが
その中で私が南さんのことを大好きになる、
リスペクトするきっかけとなったエピソードを
1つご紹介いたします。
南さんが外資系の再生ファンドで
ハードな日々を過ごしていた時です。
その職場にはとても優秀な人が多く、
全員東大出身で、
トップ企業やコンサル会社でバリバリ働いていた方や
海外でMBAを取得している方しかいない中で
南さんはとても難しい案件を任されていました。
上司はとても厳しい方で、
南さんがかなり追い込まれている時に事件は起こりました。
金曜日の夜12時頃まで働き
仕事を切り上げ帰宅しようと思ったタイミングで
上司がアドバイザー陣
(弁護士・会計士・コンサルタント・
投資銀行の30人弱所属するプロフェッショナルチーム)に
「今から南が状況を打開するためのアイディアを3時までに5つ出します」
といった内容のメールが一斉送信されて南さんのもとに届きました。
もちろん南さんは何も聞いておらず、
メールが届き始めて知りました。
そこでアイディアを5つ出さないといけないと必死に考え
上司にメールでアイディアを提出しました。
上司からの返答は「南さん、全然なってませんね」と。
それに続き「今から10時に皆さんに再度ご参集頂くようメールを出してください」
と指示があり、南さんはあまりの辛さに泣き出してしまったそうです。
辛い、死にたいという感情が湧き出るくらい
精神的に追い込まれていた南さん。
こういったシチュエーションは初めてではなく、
1日の睡眠時間も平均2・3時間弱で
心も体も限界を超えていたタイミングで
南さんはふと気づいたそうです。
「会社を辞めよう」と。
死んでしまうなら辞めればいいと思い
気持ちが楽になったそうです。
南さんは上司から
「君が現場のリーダーでみんなが君を見ている」
「今つらいのはわかるがそれを見た部下はみんな不安になるだろう」
「泣きたくなったり、どうしたらいいかわからないときは
オフィスの外に出て気が済むまで歩いてこい」
「上司として部下に弱みを見せたらいけない」
という教えがあったと話されていました。
部下の前では弱みは見せず、
元気な自分しか見せないというお話もとても納得しました。
優秀で普段華々しいことの連続の南さんでも
こんなに追い詰められて
泣いていたというエピソードを聞き、
弱点を自己開示できる南さんの
人間性に心から惹かれました。
本当にいい人なんだな、人間なんだなと思い、
より南さんのことが大好きになりました。
こういったエピソードは一番コンプレックスな
部分で話すのに抵抗もあると思うが
人は人の弱点を知るとより人間としてより
好きになれるのではないかと改めて感じました。
私も既に南さんのファンになっちゃいました^^
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好感度はビジネスをしていく上で本当に大事なものだと思う
「人は人の弱点を好きになる」
そこを、うまく嫌味なく自己開示できるかが大事なポイント
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南さんを見て改めて学ぶことができました。
なかなか人には言いにくいなと思うエピソードも
自分の人生を振り返り、
自分自身を理解し掘り下げる作業が大事だと思います。
自分はいったい何者なのか、
自分はいったい何をしたいのか、
自分の人生どうしていきたいのか。
弱点や経験を体験談ベースで
本音で人々に語っていくことで
どんなプレゼンでも通り、
好感度が100倍になるのでないかと思います。
ぜひ皆さんもこれを機に自分自身を深堀し、
自分の弱点や欠点は何なのか
それを人にどう伝えていけばよいのかなど
考える習慣に今一度していただけたらと思います。
岡田有史