何をやってもうまくいかない時は
こんにちは
経営者マーケティング研究所
代表の岡田有史(ゆうじ)です。
先週のメルマガで
「負けてもいい時を知る」
というお話をさせていただきました。
負けてもいい
なんてないけど
「無理に勝ちにいかない」
というのが正しいのかもしれません。
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「負けてもいい
そんな時期が、誰にでもある」
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そんなことを思ったきっかけが、
7月の銀座経営者倶楽部で
児玉さん
という方のご講演を聞いてからです。
児玉さんは本当に凄い方で、
もともと会計士で
会計の新しい仕組みを作って
そしてその会社を上場企業に売却した。
その仕組みも全部特許で抑えた。
前半期と後半期に分けると
前半期はとにかくお金を集めるフェーズでした。
資金を集めて
いろんな人に頼みこんで
システムを作りあげる。
そして後半期は
その会社を売却して悠々自適。
前半は
お金回りだけで考えたら
そんなに良い時期じゃなかった
だけど攻めるべき時、
流れが悪い時もあって
その駆け引きの妙みたいなものを
麻雀で全て学んだ
とおっしゃってました。
流れを大局で見て
勝ちに行ってはいけない時はじっとしておく。
何をしても勝てないときにジタバタしない
絶対チャンスは後からくる
そんなことをおっしゃっていました。
その後、後半戦である
「上場会社に売却して悠々自適な人生を送る」
というステージが待っていました。
世の中の上場企業が必要な
開示報告書のフォーマットを作っている
大手2社のうちの一社である
宝印刷に会社を売却してからは一転、
時流に乗っているので、
ただただ目の前のことをやるだけで
億単位の利益が毎年出続けます。
そして、それが会計のシステムとして
各企業に導入されているので
その上、上場企業なので
年単位のサブスクみたいなビジネスモデルなので
本当にとても安泰状態になった。
自分の調子の良くない時は
一旦ゆっくりする、
攻めに転じない
攻めすぎない。
しっかり守る。
調子の悪い時は
改めてコツコツやる
負けてもいいとき、
逆に勝ちにいかないといけないとき、
負けてはいけないとき、
運気が悪いとき、
何をしてもうまくいかないとき、
コツコツやらないといけないとき
流れに乗ってるとき、調子に乗るべきなど
その流れを見極めなければならない。
経営とは、
流れを無視して
これが大事だから
これは本当に本質だから
みたいな感覚で、
実力や自信があるから
と思ってガンガンつきすすむ
だけではない。
原理原則も大事ですが、
時流も本当に大事な
両輪の一つです。
時流を見極めるだけで
ビジネスが何千倍にスケールした
そんな事例も多数あります。
今週は時流について考えてみても面白いかもしれません。
岡田有史