ビジネスは2匹目のどじょうが儲かる
こんにちは
経営者マーケティング研究所
代表の岡田有史(ゆうじ)です。
本日は、
「ビジネスは2匹目のどじょうが儲かる」
というタイトルでお届けします。
1店舗目など何か1個のことを
手がける時というのは、
すごく労力がかかって
あまりにもしんどくて
だけどクリエイティブで
楽しいものです。
しかし、
「あんな苦労はもうできないから
2店舗目もできないよ」
と言って1個だけで、
別のものを手がけたり、
「同じことを繰り返すのは
つまらないから」
という経営者もいます。
でも、例えば
1店舗を手がけている人が
2店舗目を手がける時は
20分の1くらいの労力であったり、
もしかしたら50分の1かもしれません。
また、もしかしたら
精神的、心理的には
100分の1くらいの労力でできる
という感覚があると思います。
皆さんもいろいろと
思い出してみてください。
初めて何かをやる時。
例えば、
初めてゴルフ場に行って
ゴルフをプレイする時の
ストレスやプレッシャーみたいなものを。
でも、2回目は
100倍くらい違いませんか?
それくらい、
人は1回経験したものに対して
本当は100倍くらい軽くできます。
そういう意味で言うと、
2回目のこと、3回目のこと
10回目、100回目のことは、
もしかしたら人によって
面白くないと思うかもしれません。
もちろん本当に面白くないのかもしれません。
しかし、
本当に魂からそれが
本当に嫌で絶対やりたくない!
自分の一番大事な部分を
犠牲にしてるんだ!
というようなことではない限り、
もしかしたらその
2個目、3個目、4個目、5個目が
大きな利益になるかもしれないのです。
1店舗目のちょっとした利益は、
本部コストや社長のお給料など
考えたら大した利益はでません。
それが2になって、3になって
5になって、10になった時には
大きな利益になります。
また、当たり前のことですが、
人は得てして、一見つまらないこと、
クリエイティブじゃないことを
ずっとやっていくと、
それが積もり積もっていき、
100倍になった頃に
超クリエイティブになったり
超面白くなったりすることが
多々あると思います。
何かポーンと転換点を迎えることが多いと思いますが。。
イメージで言うと、
本当にスポーツの淡々とした面白くない練習、
ゴルフの本当に面白くない練習が
いつか一気に全く違う次元に到達します。
または、つまらない練習自体が
なんとなく面白くなってくる時もあります。
受験勉強などは、
まさにそうだと思います。
つまらないことをどう面白くやっていくか?
それでしか次に行けない。
全然違う領域に行けない。
さらっと目の前のことを
行うだけでしたらいいですが、
本当に全然違う領域に行って
偏差値70や80をとっていくのは、
おそらくそうした積み重ねだと思うのです。
そういう意味で言うと、
ちょっと一見つまらないものだけど、
これを積み上げていったら
確実に理論上、利益になる。
でも、それは実は誰も
あまりやっていないことです。
今、自分の中では、
一見そう思わないのですが、
やってみようかなと思うことに
ヒントはあります。
それを自分ではなくて
もしあなたが今1店舗手がけて、
2店舗目や何店舗などを手がけていて、
事業がBtoBで、
事業所かもしれませんし、
サークルや会社かもしれません。
または、コミュニティーかもしれません。
それが、2匹目のどじょうですね。
実は、こういうのは2匹目ぐらいでは、
美味しくないです。
3つめ4つめ5つめ、10個くらいやった時に
同じような店舗を
同じような場所に出していて、
何がおもろいのかなと思うかもしれません。
お金だけだったらそういう風に考えますが、
人生、お金ではないです。
楽しいことを
クリエイティブなことを
やりたいことを
世の中に殴りかかるためにやっているからこそ、
その同じことを20個も30個も
やりたくないと思うかもしれません。
お客さん目線、従業員目線、
そうではないと思うかもしれませんが、
それが20店舗になった時、
スケールした時に
一気に一気に返ってきて
気づかないくらいに
世の中のためになっていることだったり、
社会貢献が大きかったりします。
これは、手がけてみないと
気付けないことだと思います。
なので、ちょっとやってみる
という視点も必要でしょう。
これが店舗になると、
とても大変な気がするかもしれません。
でも、私も過去30店舗くらい
経営したこともありますが、
やってみて気付くことだらけでした。
やる前は、
あまり何も思っていないのですけどね。
私がした経験で言うと、
1店舗目より2店舗目の方が
間違いなく50分の1とか
100分の1の労力であり、
本当にどんどん簡単になっていきます。
簡単にクリアできるゲームは
多分つまらないですよね。
難しいことにチャレンジしたくなります。
ビジネスは、
難しいことをやることが
偉いわけではありません。
簡単にやって、
従業員のためにも、
お客さんのためにも、
もっと簡単にやっていくべきで、
もっとつまらなくやっていくべき
だと思います。
そういう意味で言うと、
ビジネスは、
もちろんクリエイティブで
ワクワクすべきものですが、
一見つまらなくするということを
しっかりやっていくということも
大事だと思います。
ですから、
2匹目のどじょうを狙っていきましょう!
岡田有史