今から3ヶ月で奇跡を起こす方法

こんにちは

 

経営者マーケティング研究所

代表の岡田有史(ゆうじ)です。

 

私がコンサル会社に新卒で入った時、

凄く面白いプロジェクトや、

絶対無理やろ!と思うプロジェクトがたくさんありました。

 

例えば、100人の社員のいる工場を

明日から50人で同じ業務量をこなすなら

どうしたらいいか考えるプロジェクト。

 

2,000万円で依頼されて、

100人の工場を50人で回し、

同じ労力、同じこと、同じ量の仕事を

50人でこなす。

 

そんなことは不可能な気もするのですが、

とはいえ可能だったとしたら

どうやってやるのかを考え抜いて、そして提案する。

 

例えば、100人の工場を九95人で回す。

5人少なくするのであれば、

何かアイディアが少しあると思います。

こうやったらいいのではないかと。

 

・第一工場で作った物を第二工場へ持っていくとき、

運搬の方法をこういう風にしたらいいんじゃないか。

・仕入れの業者をこうしたらいいんじゃないか。

・チェック機能をこうしたらいいんじゃないか。

・納入する前のこうしよう。

・みんな気づいたら昼休みを一時間と言いながら

一時間二十分休んでいるから一時間に戻そうとか。

・残業って言ったけどこういう風にしたらいいんじゃないか

 

などなど、色んな方法があります。

 

そんなアイディアの積み重ねで、

100人でやっている工場を90人でまわすことぐらいなら

できるようになります。

 

今度は90人を、80人にするには

どうしたらいいか。

 

80人を70人するには、という風に順を追ってやっていくと、

気付いたら100個~1,000個ほど

ちょっと優れた面白いアイデアが出てくるので、

色々やってみる。

 

もちろんアイデアだけではなくて、

業界の当たり前なこと

他業界の当たり前なこと

マネジメント手法や理論で王道なこと、は

全てすでに考え尽くした上でのことです。

 

そうすると、

さらに大きなアイデアが出て

どんどん人員を減らすことができる。

 

そして、100人でやっていた工場を同じ仕事量で

50人でやることができるアイデアや仕組みができたりするのです。

 

もちろん人を減らすという安直なプロジェクトだけではなく、

倒産寸前の会社に奇跡のV字回復を遂げる方法や

短期間で売上を10倍にする方法

などなど

ほとんど無理じゃないかというようなプロジェクトに

何個も対峙させていただきました。

 

そういうことを、

人は奇跡と呼ぶのかもしれませんが、

経営はときに

奇跡を起こさないといけないことがあると思います。

 

コロナだったり、

リーマンショックだったり、

地震だったり、

競合が出てきた時、

絶対やらなくてはいけない時が

必ず出てきます。

 

100人の工場を50人にする必要がなかったとしても、

コロナや大恐慌が来て社員の首を切らないといけない時、

こうしたらいいというアイデアがあれば、

打つ手があり余裕をもって経営ができます。

 

そういうアイデアを常日頃から磨いておく。

 

もしくは、コンサル会社に2,000万~3,000万ほど払い、

今の人員の半分で同じことができるようにするには

どうしたらいいか

を外部で雇っておくのもありでしょう。

 

またはその2,000万円を、

自分自身に払うのもいいと思います。

 

社長ご自身に会社から2,000万円払い、

三ヶ月間それを実行するプロジェクトを

やるとしたらどうしたらいいのかを考えて、

ガンガンやってみる。

 

三ヶ月間不眠不休レベルで

ちょっとやってみる。

 

そのプロジェクトをどうやってやればいいのか

ということは、

コンサル会社でやることですが、

その第一歩は、

20時間ぐらい毎日考え続けることです。

 

例えば、

奇跡の成功を遂げた工場経営者を

全国200人ぐらい行脚し、

どうやったのか直接聞いたり、

 

そういったコンサルタント

3~40人にノウハウを聞き、

世の中にある工場をより最適化にするノウハウ本を

1,000冊読んだりすれば、

 

50人にまでとはいかなくても、

7、80人には絶対になるはずです。

 

「本当に今やっている工場の最適化はベストなのか?」

 

「トヨタの社長が経営しても同じようになるのか?」

 

「スティーブジョブズがやっても、本当に今の100人でいいのか?」

 

そんなことを思ったら

絶対に10パーセント~20パーセントは

改善できるはずです。

 

スティーブジョブズが来て、

トヨタの工場の社長が来て、

世界の工場経営の最先端のやり手経営コンサルタントが10人来たら、

 

一人一個のアイディアで10パーセントずつ人員削減でき、

半分の人数できる。

 

100人の社員を50人にできたら、

年間数億円の削減です。

 

ということは、今より数億円利益が出るということです。

 

色んなプロジェクトから自分が学んだこと、

知ったこと、感じたことは、

===================

どんなに困難な難しいプロジェクトでも

必ず答えがある。

===================

ということです。

 

今は工場の話だけで見ましたが、

 

売上を十倍にするとか、

集客を十倍にするとか、

今やっているこの悩みのこの課題、

自分のビジネス、人生に対する課題が十個あったとしたら、

その課題が全部たちまちなくなってしまう。

 

そういうのって奇跡かもしれないし、

できるわけないだろうと思うかもしれない。

 

けれどそれが全てたちまちのうちにできるとしたら、

それをするための答えは必ずあります。

 

もしかしたら一撃じゃないかもしれない。

一瞬じゃないかもしれない。

時間をかけてやることもあるかもしれない。

もちろん時間はとても大事。

 

だけど仕組みやアイディア、

行動や経営でできることはもの凄く偉大で、

簡単に奇跡を起こせることもたくさんある。

 

自分自身が無理だと思ったら思考そのものがすべて無理になってしまう。

 

できるとしたらどうやったらいいのか?

 

100人社員がいて回してるとしたら、

同じことを50人でやるとしたらどうしたらいいのか?

を常に考える。

 

それだけではなく、

その三ヶ月で答えを出すためのプロジェクトに

外部や自分に3,000万円払ってやるとしたらどうしたらいいのか?

 

是非社長自身がやっていただきたいです。

 

本当に払って、やってもいいと思います。

3,000万払って、

それができたら、

年間3億の人件費の削減。

 

向こう10年で考えたら30億円の削減です。

 

もし50億円ぐらいの企業だったとしたら、

それだけの削減は大きいでしょう。

 

三ヶ月、四半期ごとに

プロジェクトを組んでやっていくということが

経営というものですが、

それぐらいの覚悟で今一度、

自分自身の経営を見直してみてください。

 

三ヶ月に一回、

会社のステージが変わる

という奇跡が起こるのではないかと思います。

   

岡田有史