DMM亀山さんから学ぶ成功の秘訣

こんにちは

 

経営者マーケティング研究所

代表の岡田有史(ゆうじ)です。

 

毎月、銀座経営者クラブ

という講演会を主催しています。

 

何度もこのメルマガで書いていますが、

各業界のトップ起業の社長たちや、

ものすごくやり手の方をお呼びしています。

 

銀座経営者クラブの講師として

お呼びできなくても

広報としてでも出て欲しいなと思う人に

普段、日常的によくお会いしたり

ゴルフや会食したり、一緒に遊びに行ったり、

一緒に海外に行ったりしているんですね。

 

これまでにいろいろと印象的な人はいまして、

講師でお話ししていただいていないのですが、

さまざまな面白い方がいました。

 

その中で、この間、

面白かったなぁと思ったのは、

DMMの創業者の亀山さん。

 

知る人ぞ知る有名な人で、

ご存知の人も多いとも思います。

 

DMMの創業者の亀山さんにお会いした時に

いろいろな質問をさせていただきました。

 

書けないことも多いのですが、

書いても良さそうだなと思うのは、、、

 

「今、亀山さんが若手で

 これから独立して事業やるぞと

 思ったら何をしますか?」

と質問したことです。

 

そして、

「そのポイントは何ですか?」

とお聞きした時に、

 

それは、

「一見グレーだけど法律上、大丈夫なものをやるよ」

でした。

 

つまり、法整備がまだできていないものです。

 

「それは何ですか?」と質問すると、

「ある種これから伸びて行くだろうというマーケットだけど、

 法整備がまだきちんと追いついてないもの」。

 

さらに、「どうしてですか」と聞くと、

 

「一見グレーに見えることは大手の参入は遅れるし

 そこに自分がメインのプレイヤーとして入り、

 法整備にも関わることができて、

 法律が徐々にできていくごとに、

 その先手先手を打って、

 マーケットの1番になれるものというのが絶対良いよ」

とのことでした。

 

確かに亀山さんは最初、

それこそアダルト業界みたいなもの、

一見グレーといいますか、

ちょっと世の中的には「えっ?」と思うような

グレーなものから入ったり、

 

FXで一気に伸びたり、

オンラインの英会話、

フィリピンとの英会話というもので一気に伸びたり、

ビットコイン、仮想通貨みたいなものに参入したり、

ゲームで伸びたりなど、

 

まだ法整備ができていないもの

ということだけでもないのですが、

「1番とれるものしかやらないよ」と言っていたのです。

 

法整備といいますか、整備がそろってないな、

プレイヤーが整ってないなというところに、

ガッと入って、1番を取って行くみたいなことを

確かにされてきています。

他にもたくさん手がけていますけどね。

 

面白いのは、マーケットとして、

絶対に大手が入らないポイントが

4つあるということです。

 

例えば、絶対大手が入ってこない、

それって、ちょっとグレーっぽい匂いが

するものだと思うんですね。

 

マーケットとして空いているもの、

これからでも自分が天下を取れるものだと思うのです。

 

1番 大手が入れない

2番 空いているもの

3番 伸びてるもの、伸びて行くもの、

   これから来るぞというもの

4番 自分が戦えるポジション

 

この4つが大事で、

亀山さんはそういった視点で

さまざまなことをやってきています。

 

それは別に亀山さんだけではなくて、

グレーなものをやれという意味ではないですが、

我々、常にマーケットを創って行くことが

マーケッターとしての定義だとしたら、

(我々、経営者は全員マーケッターだと思うんです)

 

我々、経営者がマーケッターとして

どのように行っていくべきか。

 

どんな業界に身を置いていても、

経営者が

「うちの業界は違うんですよ」

「うちの商売は伝統的で全然違うんです」

と言ったとしても、

どんな商売だろうとマーケッターなのです。

 

マーケッターとはマーケットを創ることで、

マーケットを創るとは、

今いるマーケットで、どう戦ってシェアを奪う

ということではありません。

 

例えば、

お掃除屋さんだとしても、

飲食店だったとしても、

営業している会社であったり、

BtoBの会社であったり、

「うちはコンサル業だ」「税理士だ」などとあっても、

どんな業界だとしても、

新しいマーケットを少しでも創り出していくことなのです。

 

それは、大きな話に聞こえるかもしれませんが、

業界で世の中にないものを少しでも創る、

全体のマーケットの全部ではなくても

ほんの少しだけマーケットをずらしたりして

マーケットを創っていくことがマーケッターの仕事です。

 

今いる既存のマーケットでは無理なら、

例えば、2個目の柱をつくるときに

違うマーケットで勝負するのもありかもしれません。

 

そのマーケットは何かという、

4つの考え方はとても面白いです。

 

今、空いていて、

これから参入できる、伸びてる、

大手が入らない、自分が戦える、

トッププレイヤーになれるという、

この4つの視点を持つ。

 

もう一度、亀山さんの視点でいうと

一見グレーだけど法律上大丈夫、

そして、法律がまだ整備できてない。

 

要するに自分が第一人者として

そのマーケットをやっていくといった視点です。

 

その観点で、マーケットを創っていきます。

そして、自分がマーケットのリーダーになる

という観点でマーケッターとなっていきます。

 

それがビジネス。

マーケットを創ってマーケッターになれたら

自分がそのマーケットの、

それこそが本当の究極のマーケティングでしょう。

 

本当の究極のマーケッターになること、

それが経営者として強く求められることで、

その視点でマーケットを切り開いて

新しいマーケットをどんどん

創っていってもらえたらなと思います。

   

岡田有史