ビジネスでワープする方法
こんにちは
経営者マーケティング研究所
代表の岡田有史（ゆうじ）です。
先日、弊社銀座経営者倶楽部の
総集編セミナーをオンラインで行いました。
銀座経営者倶楽部とは
凄い社長をお呼びして
講演をしていただくというのを9年間行い、
その全46回の総集編を
お話ししたんですけれども
そこで去年ベストセラーになった
サードドアという本から内容を引用して
「成功している経営者はサードドアを使っている」
というお話をさせていただきました。
その前にサードドア
という本の説明をさせていただきます。
サードドア―精神的資産のふやし方
アレックス バナヤン
去年、日本でベストセラーになり
その前にアメリカでも大ベストセラーになった本なんですが
主人公である著者の男子大学生が、
「成功している人は何が違うのか」
といろんな人にインタビューをしていくのです。
最終的にMicrosoftを創ったビルゲイツ氏だったり
世界の投資家で1番凄いと言われているバフェット氏など
ありとあらゆる著名人、何十人にインタビューをするのですが
ビルゲイツ氏にもバフェット氏にも、
なかなか会えない。
それはそうですよね。
資産ランキング世界1位や2位の人に
一介の学生が会えるわけないんですが
それをどういう風にして越えていき、
アポを取って、
それでも秘書にことごとく断られ、
一度アポが決まってもまた全部ひっくり返されたりしながら、
それでも彼らにどういう風に会って、
最終的には多くの成功者に
一人ずつインタビューをしていくことにたどり着きます。
その結果、
「どんな成功者も皆サードドアを使っている」
という共通点に、彼は気づきます。
では、
「サードドア」
というのは一体何なのでしょうか？
その本の表現では
人生、ビジネス、成功。
どれもナイトクラブみたいなものだ。
常に3つの入り口が用意されている。
例えばナイトクラブに行き、
すごく大人気で行列している
正面入口に通じるドア、
それがファーストドア。
そして次にVIP専用入口
億万長者、セレブ、名家に生まれた人だけが利用でき
みんなが並んでる横をさっと行けるようなドア
それがセカンドドア。
そして皆さんは
ファーストドアやセカンドドアで
建物に入ろうとするんだけど
実際は「サードドア」というのがあって
それは勝手口のようなもので、
従業員通路みたいなもので、
いつだってそこにあるのに、
誰も教えてくれない
抜け道的なドアのこと。
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どんな成功者もサードドアを見つけて
そこから入って成功してる方が
すごく多いんだ
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と著者は自身がインタビューをしながら
サードドアと言う成功者の体験談の共通項に
気づいていくのです。
そこに気付きながら
実際自分がビルゲイツ氏やバフェット氏に
会っていたのも、
サードドアを自分も使っていたんだ
という事に
気付くというオチなのです。
もしかしたら日本人には読みにくいかもしれませんが
ちょっとしたエピソードだったり
登場人物は日本人にも馴染みの人だったり
(他にもレディガガも登場します)
いろんな奇跡の起こし方が小説仕立てで
普通の大学生がビルゲイツ氏やバフェット氏に
会う話が本当に面白く読めます。
その時、著者は医学部の学生だったんですが
その後医者になることをやめる決断をして、
作家を経てビジネスの道に進んだそうです。
みなさんも人生を振り返ったらサードドアを
自然に取り入れられてるかもしれませんし
よりそのことを意識してビジネスに取り組まれても
面白いかもしれません。
岡田有史