あなたの「サードドア」は何ですか?

こんにちは

 

経営者マーケティング研究所

代表の岡田有史(ゆうじ)です。

 

前回のお話の続きになりますが

銀座経営者倶楽部総集編で

サードドアという本から内容を引用して

 

「成功している経営者はサードドアを使っている」

というお話を紹介したところ

反響が大きかったので

前回は本のご紹介をさせていただきました。

 

銀座経営者倶楽部全46回総集編でご紹介した

講師の方々は

皆さんサードドアを使ってるなと

凄く感じるんです。

 

どの講師の方にも

ステージが変わった瞬間は

どんなことをされてた時ですか

と伺っているのですが

 

第8回女性のココロをつかむブランディング戦略セミナー

で講演してくださった

ABC Cooking Studio 創立者の志村なるみさんは

「リクルートの『ケイコとマナブ』に掲載した瞬間です」

とおっしゃっていました。

 

というのも、それまで集客は、

一生懸命口コミで頑張っていたらしいのですが、

『ケイコとマナブ』に広告を掲載したら

一気に100人のお客様が来店して、

集客の流れが一気に変わったそうです。

 

一回の広告コストは50万~100万だったそうですが

それ以降安定集客の計算が立つようになり

経営の攻め方や戦略を大幅に変えたそうです。

 

それは一見

広告を出しただけのことのように見えますが

それもちょっとしたサードドアで、

他にも、

「リクルート役員の凄い人に会社に入ってもらって

社内の仕組みを整えてもらった瞬間」

のこともそうで、

それ以降会社が一気に変わり、

一瞬でステージが上がっていく感覚を感じられたそうです。

 

また、たまごっちを発明した

第23回「0からたまごっちを発明して、会社を上場させた経営術」セミナーで

講演してくださった

株式会社ウィズ 元代表取締役社長 横井昭裕さんに

たまごっちを発明した経緯を伺うと

 

当時色々なピンチがあって思い悩んでいる時に

水槽で飼っている魚を見て、

当時、シーマンが流行っていたこともあり

シーマンと喋るみたいなものと

卵型の何かを合体させるのはどうかと閃き

 

2時間の企画会議で

なにかアイデアを出さないといけない時に

その企画を出してみたら

それがたまごっちになり、

その後大当たりして

一年で貯金100億も出来た

というエピソードも

サードドアみたいなものだなあとも思わせられます。

 

ありとあらゆる話の中で

皆さんの成功談は

一発で決めたわけではないけれど

 

ずっと努力して

ずっと向かっていったからこそ、

サードドアのようなものが

出てくるものなのかもしれないですが、

 

それがちょっとした成功の秘訣だったりするんですね。

 

そして

第4回 ゼロから圧倒的『ブランド』を作る方法!セミナーで

講演してくださった

株式会社アイエスエフネット 代表取締役 渡邊幸義さんは

独立してすぐに、

一生懸命に1000件、営業電話をしても

アポが数件しか取れずに苦しんでいたところ、

 

渡邊社長が元いた超大手の会社では

「年商10億以下の小さい企業から問い合わせがあっても破棄」

というルールがあって

そのことを思い出して名簿をもらい

 

100件電話したらアポが99件取れて

その大手の名刺を持って

全部自分がその名簿先に行って

そしてそのほとんどが受注に繋がったそうです。

 

それもサードドアのような感覚だな

と思わせられます。

 

つい、ファーストドアだったり

セカンドドアを

コネで探してしまうかもしれないですが、

そうではなくて

 

上手く表現しにくいですけど

サードドアという概念みたいなものがあれば

勝手口、何か違う道、裏口、

エレベーターみたいなもの。

 

そんな

アッと驚くものを探す。

 

本当に人生のステージが上がる、

一瞬で会社のステージが変わる、

そんな方法。

 

昨日まで売上5000万だった会社が、

いきなり30億企業になる瞬間。

 

その時何をしたのか。

それは、

サードドアを皆さん使っておられて

 

そういう意味でいうと

皆さんも是非サードドアの概念を

少し考えてもらって

 

サードドアを使ったとしたら

いきなりビジネスの飛び級が

できるとしたら

 

皆さんの会社のビジネスの

次のサードドアというのは

なんだろうかということを

是非この機会に考えてみてはいかがでしょうか。

 

岡田有史