コロナではプランBも持て

こんにちは

 

経営者マーケティング研究所

代表の岡田有史(ゆうじ)です。

 

今回のコロナに対して

経営者の皆さんへの対策として

様々なパターンで

コンサルティングをしたり

色々な方と作戦を立ててきました。

 

私なりにコロナを3つのステージに分類し

1.とにかく今を乗り切る(nowコロナ)

2.コロナとどう共存していくのか(withコロナ)

3.コロナが収束した後(afterコロナ)

 

この3つの事を常に想定して

いかなければならないと思います。

 

第1ステージのnowコロナは

とにかく生きなければいけなくて

死ぬことだけは絶対避けなきゃいけない。

 

それは自分の命も含めて

会社であってはキャッシュの止血をすること

 

1番が融資

2番が給付金、助成金等

3番が社員のお給料系、雇用調整助成金等

4番目が家賃カット、家賃交渉

 

以上の4つに対して対策しましょうと

私はよく言っています。

 

例えば究極で最悪の事だと

社員を解雇扱いにしてあげて

すぐに失業手当を申請してもらう事も大事で

とにかく今を生き抜いていかなければならないし

 

第2ステージのwithコロナは

コロナと共存していくを前提に

今までのかたちそのものを

変えていかなければならないし

 

第3ステージのafterコロナは

世の中が変化してきて

より本質的な時代がくると思います。

 

コロナ自体は1年半続いていく

という方もいれば、

アビガンも効き目があって承認されそうだし

そんなに日本では広まらないよ

でも第二波がきて終わりだよ

など、様々な考え方があります。

 

いきなりコロナが収束して

これまで通りに戻ったりする前に

それぞれのステージにおいて

自社や業界が

どうなるかということを

どういう風に生き抜くかということを

考えていくことが大事になります。

 

例えば

withコロナはオンラインありきで経営していって、

 

afterコロナはオンラインを

一切やっていなかった業種は1部入れるなど

そうゆうことが必要になってくるのだと思います。

 

それを踏まえて

大きく2つの枠組みで分けると

 

プランA、プランB

というのを考えてみていただきたいと思います。

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例えばプランAというのは、

とても最悪の状態で、

本当に考えられうる限りの最悪の状態に

動くべきプラン

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売り上げも9割減

毎月一千万円の赤字

このままいったら死ぬしかない

とにかく止血しなきゃいけない。

 

飲食業とか、旅行業とか

インバウンド関係は

コロナ直撃業種で

そういう風に思ってる人は

とにかく全てを閉じる事が大事です。

 

30店舗契約してたら25店舗閉鎖する

というぐらい一見極端に見えることが必要になってくる。

 

withコロナ、afterコロナが

今後どうなっていくか考えた時に

死なない事を逆算したら

最悪の事態にどうしたらいいのかを常に考えておく。

その為に今から物件を解約しておくみたいな事

が多くなってくると思います。

 

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プランBは、少しやばい状態で

プランAほどではないけれど

ある程度悪い状態が続くことを想定した上で

その後考えられる計画のこと

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例えば10店舗経営してたら

9店舗解約する必要はないけど

4、5店舗位は解約する。

残りはうまくみながら

バイトや業務委託の人は

全員辞めてもらい

社員は半分ぐらいカットして

幹部は何とかしながら

解雇した人にはまた戻ってもらうことも

想定しながら

どうゆう風にまた戦っていくかを考えてく。

 

業界とか業種とか店舗とか

会社の状態によっても変わると思います。

こういうことがBプランです。

 

でもプランAとプランB以外にも

プランCというのがあって

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プランCは今の2割減位で

思ってたほど悪くなりすぎずに

案外やっていけるのではないかという状態

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GW翌週ぐらいから

BtoBの本来必要な業界の商売の方が

一気に受注が相次いでるとか

BtoCの店舗系でも結構動き出しているなと思っていて

 

そういう意味でいうと

6月下旬とか7月ぐらいからは

Cプランをやっていく事ができる位の

世の中になるんではないかなと思います。

 

ではそのためには

10店舗やってたら

解約は1店舗にして

2、3店舗目は様子をみながらにする。

 

解約するわけではなくて

アルバイトには一旦

自宅待機をしてもらい

社員も一旦、半分は休憩してもらい

解雇とかはせずに

何とか戦っていく。

 

雇用調整助成金も

なかなか望まれないし

ほんとに出てるのか

なかなか怪しいけども

ちょっと様子を見ながら

なんとか元に戻ることを期待しながら

常連客を戻してやっていくっていうのが

プランCだと思います。

 

だけど、さらにそれだけではなく

プランDもあって、

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プランDというのは

思いの外、業界的にそんなに景気が悪くならず

売上が上がっていくようなパターン

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コロナ直撃業種以外の

絶対今後すぐ戻ってくる業種や

上場企業連動型の商売だったら

 

4、5月の動きが無かった2ヶ月間が戻ってきて

本来は12ヶ月で消費するすべきものが

10ヶ月に凝縮されるという可能性もある。

 

もしかしたら売上全体の

80%や90%どころか

110%位の売り上げになる可能性もあって

その時に逆にどう戦うかっていくのかを考えて

 

今10店舗だったら

解約は1店舗だけに留めておいたりとか

 

むしろ、afterコロナでいうと

同業のマーケット1割2割が

倒産してたり無くなったりしていて

 

不謹慎でメルマガで書くのは

はばかられますけども

そういう所を買収していったり

吸収していったり

合併していったり

そこまでする必要はないかもしれないけど

 

そういう事を想定したプランを

今から考えておく。

 

何が大事かというと

どのプランがきたとしても

戦えるように

少なくとも思考実験をしておいたり

幹部同士でそれぞれ

その時にどういう戦いをしたほうがいいと

話し合ってもらったり

 

いきなりチャンスが来たときに

資金がなかったり

その時に違うことに忙しかったりすると

すぐに動けないので

 

その時がきたら何をすればいいのかを

今から考えとくと言うのが

経営として

今できることなのではないかなと思ったので

今メルマガの読者の皆様に

伝えるべき情報で

面白いかなと思ったので

今ここでお伝えしてみました。

 

プランA、プランB、プランC、プランDの

それぞれのプランパターンを見て

事前に想定をしていくというのが

すごく大事かなと思います。

 

どのパターンを発動されることになったとしても

準備万端で戦っていけるような状態にしておくことが

今経営者がやるべき本当の仕事なんだと思います。

 

岡田有史