見る前に跳べるか

こんにちは

 

経営者マーケティング研究所

代表の岡田有史(ゆうじ)です。

 

先週、先々週のメルマガでもお伝えしましたが、

「銀座経営者倶楽部」

という経営者会を主催していますが、

過去9年間で46回、講演会を開催してきました。

 

各業界のトップ企業の経営者の方、

数百億企業創業社長

時代を作った方、

上場企業創業者、

トレンドをつかんだ方、

ほんとに凄い大社長、

業界を作ったと言えるような方

圧倒的な方、

などをお呼びしての講演会を10年近くやってきました。

 

元々は

「成り上がり経営者の会」

という名前でやっていたので、

裏テーマでいうと

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元々ゼロから何もないところから会社やサービスを立ち上げて、

成り上がって、業界や凄い会社を作り上げた

社長の創業ヒストリー

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です。

例えば

・たまごっちを発明して一瞬で会社を上場させた横井さん

・ミスパリ創業社長の下村朱美社長

・Lava500店舗や 暗闇フィットネスFeelCycleなど数十社の創業オーナーの鷲見さん

・ABCクッキング創業者の志村なるみさん

・去年末に時価総額180 億で上場のスペースマーケット社長の重松さん

・クロックスを3年で100億企業にまで仕上げた森平社長

・世界No1PR会社サニーサイドアップ創業者の高橋恵さん

 

などなど書ききれないぐらい素晴らしい経営者の方達に

ご講演いただきました。

 

そうそうたる方達の成功談

むしろリアルな内緒の失敗談も含めた体験談を

4月にまとめてお話しする

総集編セミナーを行います。

 

大社長たちの

「その共通項は何か」

もちろん皆さん人としてのパワーがあったり、

頭が良かったり

人脈があったり

誰よりも働いていたり

 

などあるんだと思いますが、

「何が一体違ったのか」

 

前々回のメルマガでは、

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自分らしさを掴んでそれを否定せず

それを受け入れて経営と自分を融合させられた人

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が多いとお伝えしていました。

 

ただ、人としてのタイプは

みなさん結構千差万別で、

いろんなタイプがあります。

 

嗅覚が優れていたり

タイミングをみるタイプだったり、

洗練されたビジネスモデルを作る人

自分だけでやらなくて人の力を借りるのがうまい人

圧倒的に頭がいいタイプ

 

など色々あります。

 

とはいえみなさんやはり最初は

自分で会社を起こして

それを「えいや!」

とやってこられている。

最初は

「それ、そもそもビジネスになるのか?」

とみんなが言うものだったり

 

大の大人が何人も何日も動いて、

数千円とか数万円にしか売上がならなくて、

何年も完全に大赤字とか、

そんな時期も多い。

 

でも、それでも前に進んで

新しいビジネスを作るってこられた。

 

そんな方々の更なる共通すること。

 

それは

「見る前に跳ぶ能力」

とでも言いましょうか。

少し見切り発車でもやってみるようなこと

が多いかもしれません。

 

もともとこの言葉は

ノーベル文学賞受賞作家の

大江健三郎さんの小説のタイトルにもあります。

 

大江さんは、東大を出られて

芥川賞もノーベル賞も総なめにして、

人生の酸いも甘いも見えていて、

それでもそんな方でも

「見る前に跳べ」

と言ってるわけで、

 

ついつい我々は

頭で考えてしまうし、

ちょっとしたら怯んでしまうし

行動しない理由が無限に思い浮かぶ。

 

もちろん何も考えずやれ

と言うわけではなけど

 

あえてそこは考えすぎず、

「見る前に跳ぶ」

ぐらいの気持ちでいいのではないか。

 

あえてポジティブに、

どんなことでもやれると思って、

まずは一旦やってみる。

 

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やってみないと分からないから

「やってみる」

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サントリーの創業者・鳥井信治郎さんが

「やってみなはれ」

と言って

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「結果を怖れてやらないこと」を悪とし、

「なさざること」を罪と問う社風

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にしたと言われますが、

失敗が罪なわけではなく、

失敗を恐れてやらないことが罪である。

 

長年経営をしていると

ついつい賢くなった気がする。

 

そしてだんだん行動力が減る。

 

ハーバード大学クリステンセン博士の

「イノベーションのジレンマ」

という有名な書籍でも

巨大企業が新興企業の前に力を失う理由が書かれていたり、

 

マーケティングの格言で

「一万円札を燃やせ」

という言葉がありますが、

 

結局のところ

答えなんて誰も分からなくて

やってみないと何も分からない。

 

頭でっかちにならず、とにかくやってみる。

答えは市場が知っている。

 

そして、銀座経営者倶楽部講師陣の

成功の共通法則は何か

と問われたら

 

それは、よく分からない時でも

とりあえずやってみた能力

見る前に跳ぶ能力

が高いのかもしれない。

 

ビジネスになるか分からないけどやってみた。

税金払うぐらいならちょっと受けてみた。

チラシを30万枚まいてみた。

ネット広告を出してみた。

 

などなど

聞いてみると、なんだか理由がなく

「ただやってみただけ」

というのが多い

 

むしろ好奇心があふれてる。

頭で考えすぎない。

 

今すでに稼いでいたとしても

それでも素直でいられること。

 

どんなけ稼いでいても

ハングリーでいられること。

 

言葉で言うには簡単だけど

ほんとなかなか難しい。

 

すぐにハングリーさは一瞬で失ってしまうし、

初心は忘れてしまうし、

大きな痛みすら忘れ去ってしまう。

 

だけどそれを忘れず

常に素直で、

常にハングリーでいられたら

本当に最強だと思う。

 

変化できるものが最強だと信じて、

変化のコツはよくすることではなくて、

ただ変えることだと信じて、

 

改めて

「見る前に跳ぶ」

ことを意識していただけたらと思います。

 

岡田有史