宮本さんはなぜ売却したのか
こんにちは
経営者マーケティング研究所
代表の岡田有史(ゆうじ)です
今月の銀座経営者倶楽部講演会にて
Omiaiというマッチングアプリを創業し上場させた
宮本さんという方にご講演いただきます。
宮本さんはOmiaiの創業者で、
会社を上場させた後、
最終的には135億円で売却された起業家の方です。
ここ数週間にわたって
宮本さんのお話をシェアさせて頂きましたが
なぜ売却したのか、というのを今日はシェアさせて頂ければと思います。
理由は二つあって
一つ目は、元々エンジェル投資家になりたいと考えていたから。
元々ベンチャーキャピタルで働いていた宮本さんは
投資の面白さに気づいていた、と。
ただ、事業経験が無くお金も無かったので
まずは自分が起業して上場会社の社長になろう、
絶対に上場させよう、と決めたそうです。
その背景には”エンジェル投資家になる”
という目標が先にあって
売却するところまで自然と視野に入れていた、と。
二つ目は
ユニコーン企業にするためには自分の力では足りないと感じたから、
だそうです。
実際に起業してみると
新規事業や経営のことで頭の中は一杯で
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宮本さんは会社を
0→1、1→10にするところは
自分の力でできるとイメージできていた、と。
でもこれからユニコーン目指して
10→100にするフェーズは
自分の力だけでは難しいな、と感じたそうです。
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ここがバトンタッチをするタイミング、だと思ったそうです。
過去銀座経営者倶楽部講師の大社長の方々も
本当に同じようなことを仰っていましたが
大事に育ててきた会社だからこそ
より大きく強くするためにプロの方に任せる。
そして自分がいなくても発展していく会社にしていく。
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創業する人と会社を大きく強くする人は別で
役割分担なのです。
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良い悪いもないし、
何が正解、とかも無いと思いますが
選択肢の一つとして売却を視野に入れることで
もっと自分のできることが増えるかもしれないし
会社や社員にとっても良いことがあるかもしれない。
宮本さんもそんな風に逆算して
自然な流れの中で売却に至ったそうです。
是非今日の宮本さんの講演会で
社長目線、エンジェル投資家目線
両方のお話を実際に聞いて
ビジネスをスケールする為の時間にしてみてください。
皆さんのビジネスが発展するヒントになればと思います。
岡田有史