宮本さんは、なぜ上場できたのか
こんにちは
経営者マーケティング研究所
代表の岡田有史(ゆうじ)です
9月の銀座経営者倶楽部講演会にて
Omiaiというマッチングアプリを創業し上場させた
宮本さんという方にご講演いただきます。
宮本さんはOmiaiの創業者で、
会社を上場させた後、
最終的には135億円で売却された起業家の方です。
その後はその資金を使って
エンジェル投資家として活動されている、
本物の成功者の方です。
今回、その宮本さんにご講演いただきます。
宮本さんのお話は面白い話がたくさんあり
今日は
「絶対に上場する秘訣」というお話しを
ご紹介したいとおもいます。
宮本さんは「絶対に上場する秘訣がある」
と仰っていて
それは何かというと
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「絶対に上場する」と最初に決めること
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だと仰っていました。
起業して初日の1日目に、
あずさ監査法人に電話をして
上場の準備を始めたそうです。
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上場するというぶれないゴールを決めて
上場するまで絶対に諦めない。
絶対に上場すると決めて、始める。
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これが上場する秘訣だ、と語られていました。
上場を前提にすべてを始めていたので、
ありとあらゆるピンチが何度も襲ってきても
関係なかったそうです。
実際に10年の間に10個ほど
大きなピンチがあったそうで
たとえば、
初年度の売上は3億円だったのに
3年目にはそれがゼロになったり、
役員が全員辞めてしまったり、
171万件の個人情報漏洩があったり、
本当に大変なことが次々に起こったそうです。
それでも
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「どんなことがあっても上場する」
と決めていたので
ただ淡々と経営を続けるだけで、
気づいたら上場していた、と。
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「上場すると決め、
諦めさえしなければ必ず叶う。
大事なのは最初の覚悟だ」
と仰られていました。
そして最初から投資家を会社にいれて
毎月会社に来てもらって
コミュニケーションを取って
小さな売上から少しずつではなく、
最初から超大手カード会社と取引したり
上場するための経営をしていく。
いろんな、困難や失敗や波がきても
淡々と続けていく。
その本気度が全てのことに伝わっていくし
関わる人にもその本気度が伝わっていくので
「諦める」という言葉が辞書にない、と。
最初はインターネットマーケティングの
BtoB事業から始めたそうですが
その後Omiaiのような
BtoC事業へと広がっていき
たまたまPairsの参入と同じタイミングで
波に乗ることができた、と。
結果的に事業が当たり、
上場、最終的に売却へとつながったそうです。
宮本さんは
「最初から上場すると決めていたからこそ、
すべての事業に覚悟を持って取り組んだ」
と仰られていて
もちろん失敗やハードシングスが
経営をしていたら当たり前のようにやってくるし
それをどういうふうに乗り越えていくかは
「目的が何か」にもよる。
何が目的なのか、ということを前提に
会社経営をやっていく。
ただ宮本さんは上場が目的だった、
それだけだ、と仰っていました。
もちろんみなさんの目的が
上場とは限りませんが
自分の会社の目的はなんなのか
を今一度立ち返って考えていただいて
上場を目指している方は
宮本さんのように
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今この瞬間に必ず上場すると決める。
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その覚悟がすべての細部に宿って
突き進む力になるのではないかなと思います。
ぜひ当日の講演で、
宮本さんの生の話を聞いて
参考にしていただければと思います。
岡田有史