一番の課題を毎日考える

こんにちは

 

経営者マーケティング研究所

代表の岡田有史(ゆうじ)です

 

”イシュー”を何度も考えようというお話を

いつもセミナーやこのメルマガで何度もお話ししています。

 

イシューというのは

会社の課題が100個あるとしたら

そのうち1番インパクトのある1個の課題のことで

その課題さえ解決したら

残り99個の課題全てが解決してしまうような課題のことです。

 

例えば物流会社だったら

ドライバーをどうやって10人20人、、、100人と

毎年新規でどんどん採用できるか、とか

 

ITの会社だったら

どうやって新規のエンジニアを

毎月新規で10人、20人面接して採用できるか

みたいなことです。

 

それこそ営業会社だったらどうやって新しい人を雇って

より売り上げを上げていくのかだったりすると思うし

何でもいいのですが

 

=====================

自社にとって一番、本当に大事な課題は何か。

=====================

 

ある程度利益が出ていて

ある程度回ってる会社で

ある程度仕組み化ができている会社であればあるほど

 

一番の課題の大体は採用であることが多かったり

新規事業であることが多かったりすると思うのですが

 

=====================

その1番大事な問いに創業者、経営者、トップが

1番時間を使っているかどうか。

=====================

 

毎日20時間使えとまでは言わないけど

毎日1時間、2時間、3時間、4時間、

なんだったら1日の半分、30パー以上の時間に

その労力とエネルギーを使っているか。

 

本当にそれが大事なのですが

ついつい、ちょっとした労働問題だったり

お客様のクレーム、

税務署に呼び出されたとか

社内の会議に忙しいとか

そういうことで埋め尽くされてしまうことがほとんどなのです。

 

でもそうではなくて

目の前の足りないドライバーを増やさないといけない、

エンジニアを増やさないといけない、

マッサージチェーンを経営しているとしたら

新しいセラピストを採用して短い研修期間で育成しなきゃいけない、

 

そういう一番のイシューを経営者が一番時間を使って考えないといけないのです。

 

つい、

新入社員がこんなことしたとか

部長がこんなことしたとか

社内で不倫があったとか

それに対してどういうふうに罰則規定を設けようとか

しょうもない話をしてしまうのです。

 

しょうもなくはないかもしれないけど

そうじゃないだろう!と。

 

=====================

1番のイシューだけに時間を使って

経営者はそこに8割のエネルギーを注ぐべきなのです。

=====================

 

もちろん

「うちの会社そんな大きい会社ではないので」

と思う社長がいたとしても

 

それでもそこにエネルギーを使う、

1番のイシューだけを考えて行動することが大切なのです。

 

考えることも大事だし

外に行っていろんな情報集めることも大事で

でも目の前の仕事に追われている人がほとんどだと思います。

 

儲かってるなぁ、うまくいってるなぁ

あの人ゴルフしかしてなさそうだなと思う経営者の人でも

 

週3回ゴルフしてるそのゴルフ場が

実際は情報を仕入れる場所だったり

イシューを考える場所だったり

そこでいろんなキーマンを紹介してもらっていたりします。

 

もちろんゴルフやることが仕事ではないし

本当にただゴルフをやっている人も

いるかもしれないですが

いかに自分の会社のイシューにエネルギーと時間を使っているかが大事なのです。

 

=========================

今一度、

経営者の方はそれが自分の仕事だ

と言うことを思い返していただきたいです。

毎日考えてなかったら多分それは経営をしてると言えない。

毎日1時間2時間3時間、、5時間、、8時間位は

それに費やす価値があります。

=========================

 

過去銀座経営者俱楽部講演会で

たまごっちを発明した横井さんに来ていただきましたが

 

横井さんも毎日毎日新しいヒット商品を生みだすことを考えていた、と。

たまごっちを発明して1年で100億円の貯金ができても

 

たまごっちクラスとは言わないけれど

その7掛け8掛けクラスの商品を20個ぐらい発明してヒットさせ続けた。

 

それぐらいワンシングでずっとやっているのか。

 

ドライバーを大量に採用する方法とか

セラピスト大量採用大量教育できる方法みたいに

1個解決したり発明したら

それだけで残りの99個の課題も解決できたりするのです。

それぐらいの大発明ってそんなに簡単ではないし

誰でもできるものでもない。

 

だから参入障壁が高いし、

でも解決したら一生暮らしていける。

 

そうなるためには

やっぱり毎日8時間10時間ぐらいはそこに対自しないと答えは出ないのです。

 

これを機に”一番のイシュー”を考えてみてください。

1つ答えを出したり

1%の積み上げを100個積み上げるでもいいし

大きなビックな1つの回答をドンと突きつけるでもいいし

 

そのためには毎日100個どころか

1000個、2000個考える。

 

それぐらい対自してやってもらえたら

何か大きな答えが出るんじゃないかなと思っています

 

今一度皆さんのイシューは何でしょうか。

そのイシューに立ち向かう時間を持ってもらえたらと思います。

   

岡田有史