利益を50億出そう!

こんにちは

 

経営者マーケティング研究所

代表の岡田有史(ゆうじ)です

来週、Tさんをお招きして

オンラインの銀座経営者倶楽部講演会

を開催します。

 

Tさんは利益50億の会社を経営してて

その後会社を売却されたやり手経営者の方で、

 

その会社の50億の経営手法を伺う

オンラインでの講演会をやります。

 

50億の利益を出せた理由を伺うと

その一つが

「社員の下の1割を毎年カットした」

ということがありました。

 

ちょっと不謹慎だし、

メルマガで書くような内容ではないかもですが

内容をちゃんと聞くと不謹慎ではないので

ちょっと誤解が生じるかもしれませんが

あえて記載させていただきます。

 

Tさんは、人材業界の会社を経営されてたんですが、

会社に約1000名の営業マンがいて、

その下の10 %を毎年カットしたそうです。

 

すると、それまで5億前後出ていた利益が

その後10倍の50億になった。

(厳密にはちょっと違っていますが、

お話をざっくり要約するとこう聞けます。

厳密なお話は当日zoom講演で是非聴いてください!)

 

普通は、利益が5億出るようになったらもういいかな

って思うかもしれませんが、

 

そこからが勝負!

 

そこで妥協するわけではなくて

利益をもっと出すため!

とかだけではなくて

 

今いる頑張ってる営業マンのため。

 

そしてどんなに頑張っても結果が出ない方には

ちゃんと違う場所にリリースしてあげる仕組み

を作ってあげる、というため。

 

下の10%の方をリリースする。

 

それは、下の10%の次にいる、10〜20%層の人が必死になる

ということにもつながるし、その次の30%層も頑張るかもしれない。

 

また、

上の20%層が

自分が稼いだ粗利が

赤字社員のお給料に回されている

 

とまでは明確に言語化しないけど

 

「自分の稼いだ粗利がちゃんと自分のお給料に反映されてるな」

 

と実感すると安心する。

 

自分より全然働いてない

結果の出してない社員が大勢いた場合、

 

なんなら自分一人で会社全体を支えてる場合、

 

別に損してるわ〜とかはないとは思うけど

 

本来年収3000万ぐらい貰ってもいいぐらい活躍してるのに

なぜか400万ぐらいしか貰えない

という変な現象が発生してる会社は案外多くて、

理由はそういうところからきてることもあります。

 

トップ営業マンはそんなネガティブなことは考えないし

もっと稼ぐことにフォーカスしてるので

そんなことはそんなには言わないけど

 

でも会社の決算書ぐらいは秒で読めてしまうし

どんなことに会社のお金が流れてるかとかは、0.1秒ぐらいで分かる。

 

そこの不均衡さが明らかに透明化されていて

平等感がしっかりルール化されたら

 

やっぱりもっと結果も出そうと思うし

なんか理由のないやる気が出ない感覚

というのもなくなる。

 

もちろん会社としてその社員が投資フェーズなら

まだ残すのもありかもしれないけど

 

でも散々やり切って、

明らかにその会社の仕事内容と

その人の才能があってない場合は

違う仕事についた方がその人のためにも

会社のためにもなる。

 

もちろんルールなく

いきなりガンガンクビにしてたら、

 

怖い経営者だ、、

やべーやつやぞ、

あいつサイコパスだ

 

って思ってしまうかもですが、

何も言わずに好き嫌いでやってたらそう思うかもしれないけど

 

ちゃんと制度を元に

もともと言ってた約束で

しかも法律上も大丈夫なようにして、

本人にも納得してもらった上でやってきたなら

逆にトップ20%の人は安心するんじゃないでしょうか。

 

もちろん、首を切られた側の方が今この話を聞くと

感情的になるかもしれないのですが

それが感情的にならないような良いやり方で

お互いが合意の上で出来ていたとしたら

そういうやり方もアリかな、と思います。

 

10人雇ったらやっぱり2人くらい、

たまたまその会社に向いていない人がいたりすると思うんです。

その時に、そのうち1人には会社から一旦離れてもらう。

 

これをどうやって自社に取り入れるのか。

皆さん、法律上出来ないと思われるかもしれないのですが

ほとんどはおそらく感情的に、倫理的に

出来ないのだと思います。

 

クビになる恐怖で働かせる

という恐怖政治とか

クビだ!とかそういうネガティブな話ではなくて

 

これだけの結果を出さない場合は翌年の契約をしない

 

という単純なルールのもと

毎年再雇用していく

会社と働く人の

そんなお互いのフェアなルールのもと淡々とやっていく

 

そしてそれがお互いが納得しているなら

 

それはむしろいい意味での緊張感も出るし、

士気が上がる。

 

それがうまくハマった時、

利益が10倍になるきっかけになるのかもしれません。

 

岡田有史