2年先を見ろ
こんにちは
経営者マーケティング研究所
代表の岡田有史(ゆうじ)です。
みなさま
年末年始に
経営者の方は
自分を見つめなおしたり
来年の目標を立てたり
されるかと思います。
いやいや年末にそんな時間ないし
バタバタしてるよ
とおっしゃる方は年始には是非時間をとって
経営の一番大事なことだったり
戦略だったり
個人の人生について
ちょっとだけ落ち着いて考える時間を取っていただけたらと思います。
今日は
私自身もやっていて
凄く強烈だな
と思うワークをお伝えしたいと思います
それは
「2年後のビジョンを考える」
ということです。
というのも
1年では、案外何も変わらなくて
ほとんど何か変わったように思えないし
案外できることは少ない
だけど、2年というのは
結構全然違うことができるし
全然違う自分になることもできる。
もちろん1年で何かコミットしてやることも大事だし
面白いですが
案外多くのことはできない
だけど2年だと全然違う会社に変わることができるし
違う新規事業をやることもできるし
全く違う自分に生まれ変わることもできる。
一気にコミットしてやることも大事ですが
ちょっとずつちょっとずつ
ほんの小さな変化を積み上げていくことも人生には大事になります。
なんなら一気に駆け上がらないことの方が大事で
コツコツやることの方が
ビジネスも人生も大事なことの方が多いと思います。
なぜ2年というかと言うと
皆さんもよかったら一度
この2年で変わったことを書き出してもらえたら感じていただけるかと思います。
よかったら今5分ぐらい時間をとって
「この2年で変わったこと、達成したこと、よくなったこと」
みたいなテーマで10個ぐらい書き出してもらえませんか?
それを同じテーマで1年で
といって10個書き出すものとは
ほんとに質の根本が違ってきます。
1年だとこんなに集中して仕事だけに人生を費やした一年だったのに
これだけしか歩みがなかったのか
と思われるかもしれませんが
2年で考えてみると
そこまで仕事だけに集中してたわけじゃないのに
こんなに2年で全然違ういい会社になったなあ
と思ってもらえると思います。
私もいつも
一年で変わったこと
2年で変わったこと
を年末に書き出しています。
もちろん一年でも多くのことをやっているし
ちゃんと一個ステージを上がって
しっかり踏み締めているなあと思うこともありますが
二年単位で考えると
もう全然違う会社だし
働く人とか
内容とか
やっている日々のこととか
周りから見られることとか
言われる言葉とか
それら全てが全部変わってしまう。
私の体験だと
一年だとこんなことを始めたな
新しい仲間が増えたな
久しぶりにトライアスロンの大会に出たな
とか具体的なことが出てきますが
二年だったら
主催してる経営者会が1000人単位だったのが
今2000人単位になったな
とか
ずっとやりたいと思っていたオンラインの会が
去年ずっと構想を練って、今年やっと実現することができたな
とか
ちょっと事業根本のことが多く出てきます。
多くの人にとって
この二年前はコロナだったのが
コロナっていう単語すら聞かない
根本から違う世界になったというのも大きいかもしれません。
そういう外的要因も
コロナだけではなく
常に倍ぐらい変わっていくのが二年という期間です。
ビジネスは1年で完結するものではありません。
決算書を一年単位で作るから
一年で何かを成し遂げようと考えますが、
種をまいて、水をやって、稲穂を収穫する、
と考えるとやっぱり3年サイクルだし
スピードの早い時代で、PDCA10倍速で回さないとな今の時代だからこそ
逆にちゃんと長期の視点も持っておかなければならない。
一年で変わらない、いじらしいことも
2年だと大幅に変えることができます。
ちょっと騙されたと思って
二年間で達成すること
変えたいこと
根本から改善すること
新しく始めたい新規事業
そんなのをどこかで半日ぐらい時間を取って
考えてみても面白いかもしれません。
岡田有史