たった一人になってもやり続ける
こんにちは
経営者マーケティング研究所
代表の岡田有史(ゆうじ)です。
今年10月の銀座経営者倶楽部講演会にて
株式会社喜代村、すしざんまい創業者の木村清さんにご講演頂きました。
木村さんのお話を聞いて本当に面白いな、
パワーで溢れる方だなと思ったので
先週に引き続き皆さんにもシェアしたいと思います。
木村さんはすしざんまいを始める前
お弁当屋さん、カラオケBOX、レンタルビデオ店、居酒屋、水産業
など約90個ほどの事業をやられていました。
今まで冷たかったお弁当を温かくして販売したり
お寿司屋さんで日本初の24時間営業をしたり
ありとあらゆる新しいことをやってきた木村さんですが
話を聞いていて常に一人で経営をしているような感覚で
やってらっしゃるんだな、と度々感じました。
情熱をもっているし
奥様と子供のために頑張っているし
社員全員が家族だと思って経営しているけれど
最後は誰もいなくて
すべて自分に責任がある、一人で戦う
という覚悟を言葉の節々で感じました。
先週も言いましたが
すしざんまいをオープンしてからあるとき
職人たちがぞろぞろと辞めていった、と。
木村さんは引き留めず
「一人でもやってやる」と
皿洗いからホール係からすべてをやり24時間営業を守り抜いたそうです。
なにかピンチが訪れたり危機が訪れた時、
自分だけが経営しているような感覚になることって
あると思うのです。
それでもやり続けるのが経営だし
その切なさみたいなのと面白さみたいなものが合わさって
会社が大きくなっていくのだなと感じました。
経営者の方は、
会社が大きくなればなるほど孤独を感じるかもしれないし
一人で経営しているような気持ちになることがあると思うのですが
木村さんのように
「一人になってもやり続けてやる」
という覚悟をもつことが何より大事だと改めて感じました。
「本気になればなんでもできる」
という言葉には本当に説得力と重みがあり
自分も初心を思い出しました。
今週はそんな木村さんの
経営者としての覚悟、生き様をシェアさせていただきました。
皆さんも何かピンチが訪れた時に
「たった1人になってもやり続ける」
と言う言葉を思い出してみてください。
岡田有史