時流にのり、プロを極める
こんにちは
経営者マーケティング研究所
代表の岡田有史(ゆうじ)です。
経営をする中で一番大事なことは何かというと
会社を強くすることや 売上を上げること、
新しいチャネルを作ったり、新規事業
たくさんあると思うのですが
その中の一つに
”常に変化をしていくこと”
があると思います。
変化というのは凄く怖いことで
上手く行けば行くほど変化したく”なくなっていく”
のですが
上手くいってるからこそ常に変化をしていく。
上手くいっている自分自身をクビにしたり
上手くいった自分の過去の成功体験を全てクビにしてまで
常に変化ができるか
そしてダメになったら元に戻す。
それこそが本当の変化だと思います。
ダーウィンの進化論でも
今まで地球上に生き残っているのは
力が強いとかパワーがあるとか
体が大きいとかではなく
常に変化できたもの だけが生き残っている
と言われているように
進化論で一番強いのは変化だし
それは会社でも同じで変化できること
が凄く大切だと思います。
そして、なぜ変化が必要かというと
時代が変化しているからなのです。
自分はサラリーマン時代、
コンサル会社で世界で一番最初に上場した
と言われる船井総研で働いていましたが
船井総研の創業者の船井幸雄さんに
ご存命の時にお会いしました。
船井幸雄さんは
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一番経営で大事なことは
時流を読むことと力をつけること。
その両方が大事だ、と仰っていました。
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両方あなどってはいけなくて
どっちかに偏ってもいけない、
時流を読むことも半分ぐらい必要で
実力があるということも必要なんだ、と。
その”時流に乗る”というのは
もしかしたら運なのかもしれないですが
時流に乗るコツがついてる人と付き合うとか、
伸びてる人と付き合うとか、
時代を見るという事って
ある程度ちゃんと見ていたらわかると思うのです。
例えば
アメリカでは去年ホワイトカラーの雇用率が
めちゃくちゃ下がっていたり
失業率が上がっていたり
なんでかというと AIの影響で失業が起きていて
人間が頭を使ってやっていたことは
全部 AIでいいという時代になってきている。
何年かしたら日本にも必ずそれが来る訳です。
それが来るから怖がるわけではなく
それに対してどうしていくか
という議論や対策を今のうちにしておく。
雇ったらなかなか減給できないとか
解雇できないとかあると思うので
仕事が増えても雇用を増やさないようにしたり
アウトソーシングをしておく、
ありとあらゆる対策を今のうちにやっておくことが
大切なのです。
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世の中の人がどういう風に
対応していくのかを見ておく。
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もちろんそれは当たり前かもしれないし
もうやってるよ、AIの事業してるよ
とかあるかもしれないですが
世の中でこんなのが来るよ
と言う時に、
結構ぼーっとしてる方が多くて
来ない前提で動いてないか?と思うのです。
常に時代を読まないといけないし
でも本業は大事だしそれだけで忙しい。
毎日やらなきゃいけないこともあるし
24時間のうち16時間ぐらい本業をやってしまうのですが
それを12時間とか7掛けぐらいの
時間と労力とエネルギーで回して
残り3割で時流を読みにに行かなければいけない。
時流を読むとは何かというと
人付き合いをしたりとか
世の中を見に行ったりとか
会食したり、交流会に行くゴルフに行くとかも
そうかもしれないです。
逆にそれだけになってしまっている人もいるし
それを一切遮断しちゃう人もいるのですが
そうじゃなくて
時代を読むことと自分のプロを突き詰めること
半分ずつくらいにする。
本当に実力のある、
その分野でナンバーワンの人は
全てをシャットアウトして
自分のプロを突き詰めてもいいんでしょうけど
一般的に凡人の人は両方必要だと思うのです。
時代を読んで
社内の7割ぐらいをAI化しながら
AIドンと来いぐらいの感じにしておきつつ
自分のプロレベルを今の100倍ぐらいにしていく。
70点ぐらいで商売ってなんとなくできる
と思うのですが
80点ぐらいにすることでまあまあ利益が出て
90点、100点くらいにすることによって
利益がすごく出る。
90点と100点なんて売上とか利益だけで言えば
変わらないとは思うのです。
でもその10点の差は大きくて
そこの細部に宿る魂みたいなものに
お客様は気づいてファンになる。
ファンになったところで
商品を2つ買うとかではないとは思いますが
リピートしてくれたり、口コミで広げてくれたり、
AppleのファンでもiPhoneは一つしか買わないと思いますが
10年後も15年後もiPhoneを買ってくれる。
そのレベルのファンにするっていうこと、
90点を100点にしていく作業こそが
プロレベルを高めることかなと思います。
そういう意味で言うと、
時流を読むことと力つけること、
両方が大切ですよね。
世の中 AI が来てるなというのも
「あー、来てるな」と
遠くから見てるだけではなくて
ちゃんと上辺でいいから深く見ておく。
何かやってみる、取り入れてみること
プロの自分を突き詰める行動をしていく。
当たり前のことなのですか
うまくいってる時だからこそ
今一度原点に帰って頂いて
忙しいから、とつい言ってしまうのですが
経営者が忙しいというのは禁句だと思うので
時流を読みながら本当に突き詰めてプロとして
やって行かないとなと思います。
今一度、その2つを再認識して
日々変化していただけたらと思います。
岡田有史