何かあったら「チャ~ンス」と言おう

こんにちは

 

経営者マーケティング研究所

代表の岡田有史(ゆうじ)です。

 

今月、弊社銀座経営者倶楽部でご講演頂く

株式会社まるだい運輸倉庫の秋元さんと

お打ち合わせをさせて頂き

すごく面白いお話をお聞きしたので皆さんにシェアしたいと思います。

 

株式会社まるだい運輸倉庫は

小田原市、足柄上郡を拠点に今年創業66周年を迎える

経営トップ3名が女性という

物流業界では珍しい会社です。

 

秋元さんがこのまるだい運輸倉庫を

経営することになったきっかけは

当時育休明けに経理のトップの女性が秋元さんの元に訪れ

「この会社、もう潰れます」

と言われたところから始まったそうです。

 

その日から、

「さあさあ、どうぞ!」と

今まで全然譲らなかった社長の椅子を譲られ

秋元さんの経営者としての人生がスタートしました。

 

その当時の会社は

月末に1億払わないといけないのに

3,000万円しか無い状態で

貸し剥がしもスタートしている、

市銀もメガバンクも全然貸してくれず、

しまいには中小企業診断士が入ってきた、と。

 

最終的には嘘の事業計画書を寝ずに作った後

それを片手に公庫の厚木支店に軽トラで飛び込んだそうです。

 

そこでやっと、「あなたに貸します」と公庫がOKを出してくれ

1億円引っ張ったところから起死回生が始まったと仰っていました。

 

そこからはもう

売上を上げるか、コストダウンしか無い

と確信した秋元さんは

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・お客様のところへ自ら行き、鬼のような値上げ交渉を行う

・社内の仕事をしていない管理職と幹部をしごく

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この二つを徹底的に行ったそうです。

 

やっぱり、上が変わると社風が変わるので

ばんばん辞めていく人もいれば

水を与えられた花のように生き生きしてくる人もいた、と。

 

そしてそこから5年がたち

あの時の事業計画書を見返したら

全部叶っていて、

叶っているどころかそれを超えていたそうです。

 

何をしたかと思い返すと

ひたすら目の前のことを一生懸命やってきた、

本当にこれに尽きるとのことでした。

 

悩むなんていう選択は無く

とにかく目の前のことに手を抜かない。

そこをひたすらやってきたらI字回復した、と。

 

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秋元さんが

「ピンチも全てチャンスなんです。

チャンスだと思うといきなり視野がばーっと広がっていくんです」

と仰っていたのがとても印象的でした。

 

本当にその通りだなと思いますし

どんどん「チャンス」と声に出して視野を広げていこう

と改めて思いました。

 

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乳飲み子を二人育てながら40億の借金を7年で返済し

会社を奇跡の回復へ導いた秋元さんのお話

本当に面白く

どんな人でもものすごいパワーを感じられると思います。

 

来週の銀座経営者倶楽部講演会

経営者、女性経営者、一発逆転したい方

是非お越し頂き、

秋元さんの情熱を肌で感じて頂ければ嬉しいです。

   

岡田有史