自分をクビにした分だけ会社は成長する
こんにちは
経営者マーケティング研究所
代表の岡田有史(ゆうじ)です。
先日1月19日に
弊社銀座経営者倶楽部の講演会でご講演いただきました。
ココナラ創業社長の南会長が
面白いお話をされてたのでシェアさせていただきます。
ココナラはスキルのマーケット、
CtoCマーケットとよく言われていますが、
個人と個人のビジネスのやり取りを行うプラットフォーム
の中で日本で一番大きいサービスです。
「サービスのEC」のプラットフォームを作られました。
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創業期の頃は500円均一
でサービスを販売し、
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それが競合他社が多くあったなか、
唯一、一社だけ生き残り、
一人勝ちした理由だったそうです。
ほとんどが占いコンテンツだったりしたのですが
今は恋愛の相談からダイエットのアドバイス、
動画作成まであって
売られてるものでいうと50万件、
そのカテゴリーでいうと450種類あるそうです。
そういう業界が世の中に多くあったのが、
業界で唯一成り立ってその中で生き残って
天下を取って上場までされました。
ココナラはTVCMなどのメディアにも幅広く出演しており、
南さんは上場前に社長業務を別の方にパスし、
その方を社長任命をして上場しました。
南さんは
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「社長はいかに自分を首にするのかが大事」
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だと仰られていました。
自分じゃなくていいもの
をどんどんパスしていくことはもちろん、
最終的には、
「自分にしかできないもの」までもどんどん人にパスし、
得意なものも全てパスしていく。
得意なものでも別の方に任せる、
とはいっても自分にしかできないことを更に増やしていく。
大きな意味で自分をクビにして負けない個人を作っていく。
パスする能力だけではなく、
自分自身を首にして自分にできないものを創りだし、
さらに
伸びている事業や組織でも、
負けない個人の成長を伸ばすことが大事だと思います。
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社長をパスした
CFOにファイナンスを渡した
一番得意なものすら渡す
自分を首にして違う人にどんどんパスし
個人の成長をさらに伸ばす
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と南さんは仰っております。
(現在採用だけは南さんが担当しているとのことです)
みなさん、
今年は自分の事業の中でも、
何をどうやってパスをしていくのか考えてみてください。
大きく考えて3つある仕事を
自分をクビにして他人にパスする。
自分にしかできないと思う仕事こそ
他人にパスする。
さらに価値の高い仕事をしてくことにより
会社がより成長する。
そこを目指して動いていくと
面白いんじゃないかと思います。
岡田有史