「新聞読んでる場合じゃない」と上場社長が言う理由

こんにちは

 

経営者マーケティング研究所

代表の岡田有史(ゆうじ)です。

 

先週に引き続き、

今週末、弊社銀座経営者倶楽部忘年会パーティー講演会で

お話し頂くアステリア株式会社平野洋一郎さん

のお話を今日はシェアしたいと思います。

 

平野さんは日本の上場企業の中で

2番目に利益率の高い会社を経営されている

上場企業の創業社長です。

 

そんな平野さんは、会社を経営していくうえで

「現場にこそ答えがある」

と仰っています。

 

24時間しかない時間の中で、

どうやって現場を把握するのか。

 

今はリモートが多くなっていて、見えなくなるかと思いきや、

リモートのほうが見ようと思えば全て見える、

現場でどんな会話がされているのかすら見ることができるんです、と。

 

コロナ前は現場の立ち話とかは見えなかったのですが

今は全部見ようと思えば見えるし、気になったところは掘れる。

 

確かに昔は体を動かして時間を使って見る、

ということがあったのかもしれないけれど

今はもっともっと色んな方法があるんだ、と仰っています。

 

そして現場の感覚がないと

どういうことに陥るかというと

 

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”自分の経験”や”外のニュース”に頼りがちになってしまう。

そのふたつがダメな理由は”過去のこと”だからです。

リアルタイムじゃない、と。

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更にもっとダメなのは方法論。

方法論くらいまとまったものは、かなり”過去”なわけで

いくつも事例があってそれが抽象化されてまとまっています。

 

自分の経験も外のニュースも全て”過去”なんです。

もちろん今にも活きてくることもあるかもしれないのですが

過去のことであることを認識することが大切であって

最新のリアルはやっぱりいつも現場にある。

 

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座ってても良いから現場に目、耳を置いておく。

新聞を読んでいる場合ではない

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と平野さんは仰っています。

 

本当にその通りで、文字になっていること、

ノウハウになっていることはもう古くて

 

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気付きと気付きの掛け算がキャッシュになる

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と私もいつもみなさんにお伝えしています。

 

現場でアイデアが湧く

現場をきっかけに新しいイノベーションが起こる

忙しくて現場を見れない、行けない

というのは本末転倒で

忙しくならないためにも

その二歩前に現場に行っていろんなことに仕組みを作る。

 

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ただただ現場に目と、耳を置く

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分かってはいるけど

他の雑務に忙しくて出来なくなってる人こそ、

年末で忘年会が毎日あって忙しいと思ってる今だからこそ、

 

是非今週はそれを実践してみていただければ、

自社を次のステージに導く

新しいアイデアや気づきやインスピレーションを

得られるのではないかと思います。

 

岡田有史