社員をサーフィンに行かせよう

こんにちは

 

経営者マーケティング研究所

代表の岡田有史(ゆうじ)です。

 

今日は1冊の本を紹介したいと思います。

 

パタゴニアという

登山やサーフィンのアパレルメーカーの

世界的企業創業者のイヴォンさんが書かれた、

 

「社員をサーフィンに行かせよう」という本です。

https://onl.bz/NBUhpYc

 

このパタゴニア創業者の方は

本当に真剣に経営について考え、

 

15年もかけてこの本一冊を仕上げたそうです。

 

”最終的に経営とは誰のものなのか”

ということをずっと考え続けながら経営をしてきた。

 

経営とは社員のものでもないし

株主のものでもないし

顧客のものでもない。

 

10年経営して一周回って

ようやく行き着いた結論があると。

 

それは

”経営とは地球資源のものだ”

哲学者であり、経営のすごいプロです。

 

でも絶対に上場はしないと仰っています。

 

上場すると、株式市場からの圧力で成長させられる。

 

株主のためじゃなく、

”どういう風に会社はあるべきか”っていう

経営からされた話です。

 

この本をタイトルから見ると、

社員をサーフィンに行かせようと。

 

サーフィンは波が高いうちに乗りたいから

行きたい時に行かせて、

働きたい時に自主的に働いてもらおう。

 

社員がより、いきいき働くために。

 

最初は、社員がどうやったらより自主的に働くのか

みたいな

よくある”社員はいきいきしようぜ”みたいな

話かなあと思ったんです。

 

もちろんそれだけでも十分経営者として

自分なりの哲学を深める意義のあるテーマです。

 

でもそれをもう一歩二歩超え

イヴォンさんがずっと経営をしていて行き着いた、

究極の人生の全てを詰め込んだ本になってます。

 

なのでこの本の読み方としては、

パタゴニアとか一人の経営者の考え方・生き方を読むより

自分の会社の

生き方とかビジョンとかを考えながら

経営合宿をしながら

これに重ねて読むのがいいのかなと思ってます。

 

”自分の会社のあるべき姿”っていうのが

心の奥底にポンっと腑に落ちるような感じで、

考えてる時にこの本を相棒として

読むのがいいなと思います。

 

そういう意味で言うと、

経営者の必読書かなと思ってます。

 

皆さんも経営合宿するときの片割れに、

自分の会社を考えるときに

ぜひ読んでみていただければ幸いです。

 

岡田有史