成功の秘訣は仕掛けること
こんにちは
経営者マーケティング研究所
代表の岡田有史(ゆうじ)です。
前々回にも出前館のお話を書きましたけども、
出前館創業から何故スケールできたのか、
その成功ポイントは
3つあるかと考えました。
一つ目は、マーケットに誰よりも先に参入したこと。
創業したのが1999年で
Uberがその15年後に創業したって言いますけど、
10年後15年後には誰もが考え、参入していたと思うんです。
でも当時は誰も思いつかなかったし、
なんなら時代が早すぎたけど
それでもマーケットに最初に突入した。
それこそが先行者メリットというか
先行者利益、それが成功のポイントの一つ目かなと思います。
二つ目は、最大のピンチを乗り越えていったこと。
前回のメルマガでも書きましたけども、
ピンチの連続やったんですね。
誰もネットに繋がっていない
誰もスマホを持ってない時代だったけど、
それでも開拓して利益を成り立たせて
6年で上場するに至った。
ピンチをしっかり乗り越えたからこそ
それが武器になり、
他社には参入できないような形を確立したから。
三つ目は、優秀な仲間を引き込んだこと。
花蜜さん、ずっと創業社長として居座った訳じゃなく
色んな仲間に役員や代表社長や、
何だったら会長も譲ったりしたそうなんですね。
上場前に自分は退任したと。
花蜜さんの話を聞いていると、
基本的に一人でやる概念がなくて
仲間でやるんですよね。
”一人でやるよりも仲間といるからこそ遠くに行ける”
みたいな感覚。
その三つのポイントが成果だったんだなあ
というふうに私は分析してます。
ポイントをまとめると、
一番が「最初に突入した」
二番が「最大のピンチを乗り越えた」
三番が「優秀な仲間を集った」
この三つです。
出前館がUber eatsと何が違うかというと、
Uber eatはIT企業で
IT発としてこういう業界に乗り込んできた。
一方出前館は、
花蜜さんが元々バイク便を創業されていたそうですが、
バイク便が段々下火になってきて
みんながメール送信を活用する時代になって
「何か違うもの考えないと」と思って
場を作っていったそうです。
時代を先読みして
バイク便で運ぶんじゃなくて、
バイクで運ぶようなものを
自分が仕掛けていかないといけない。
マーケット作っていかなければならない。
そう思い
”物流会社が運ぶものから仕掛けていった”
創業者の花蜜さんの話を聞いて、
どういう風にされてそこまで大きい会社になったか
というのが、場を作ること。
ただバイク便で終わらずバイクで物を運ぶとしたら、
本当にニーズがある物は何か
って自分が場を作っていこうとした。
でもお話を聞いていると
仕掛ければ仕掛けるほど、困難が待ち構えてる。
でも花蜜さん元気満々なんで
それをどんどんやりくりして戦って、乗り越えていく。
本当に創業者の圧倒的なスケールというか
場を作ることを仕掛けていくことで人生を変えていくし、
マーケットを作ることで
会社をスケールさせていくことも、
マンパワーや人としてのエネルギー、
会社としてのエネルギーみたいなものを感じます。
改めてですね
場を、マーケットを作っていく、
自分がリーダーになっていく
そういう人が会社をスケールさせ
世の中の中心を作っていくと、
そういうパターンをせなアカンなと思いました。
仕掛ければ仕掛けるほど
困難が待ち受けるのも分かってるし、
なんか疲れる気もするけど
より元気満々なって世の中に場を作って
リーダー・プラットフォーマーになって、
作っていってもらえたら何か大きなスケールが
待ってるかなと思います。
みなさんも何か一個、仕掛けてもらったら
面白いんじゃないかなと思います。
岡田有史