譲れる9割を設定しておこう

こんにちは

 

経営者マーケティング研究所

代表の岡田有史(ゆうじ)です。

 

本日は、

「譲れる9割は何か」

というテーマでお届けします。

 

譲れない1割と

譲ってもいい9割は

なんでしょうか?

 

マーケティングや

経営アップ関連は

譲れないことだらけでしょう。

 

弊社の銀座経営者倶楽部の

講師もそういう方が多いです。

 

昨年ご講演いただいた

工藤新一さんが、

エクボクロークのことを

ずっと考えていたそうで、

「譲れない」のです。

 

物流の仕組みを解決するなど

譲れないことだらけだったから、

エクボクロークを考えついたのです。

 

スティーブ・ジョブズも、

譲れないことだらけすぎましたよね。

 

譲れないことだらけすぎて、

エレベーターに乗って、

優秀な社員をその場で速攻クビに

してしまったりするのです。

 

マーケティングの才がある人、

つまり、そういった天才は

人とは上手くいかないもの。

 

なぜなら、

人生が、譲れないことだらけすぎるからです。

 

こういう人は100%譲れません。

 

どんな大社長だとしても、

100%譲れないスタンスだと

社員は辞めるでしょう。

 

「ある日、会社に行ったら、

社員数百人が同時に辞めました」

という人を私はたくさん見てきました。

 

すごい方って、

大体、わがままでやばい社長です。

でも天才なのです。

 

マーケティングの天才だけど、

社員はだいたい、社長を嫌いなことが多いです。

 

社長は逆に、

社員は全員自分のことを好きなんだ

と思っています。

 

そういう人ばっかりです。

 

でも、そういう人が

イノベーションを起こせるので、

どうしようもないのです。

 

人と上手くやっていくためには

譲れない1割を死守してもいいですが、

9割は譲ってもいいという部分をしっかり作り、

バッファ(譲れること)を持っておかないと

大体、全員辞めてしまいます。

 

それを自分の中で明文化しておくと、

分かりやすいかもしれません。

自分の中でルールを決めておかないと

すぐ忘れますからね。

 

マーケティングの天才ほど

譲れないことだらけですが、

マネジメントでは、

譲れることを用意しておきましょう。

   

岡田有史