頑張りすぎなくても上手くいくコツ
こんにちは
経営者マーケティング研究所
代表の岡田有史(ゆうじ)です。
本日は、
「努力しなくても
うまくいく工夫=ルーティン」
というテーマでお話しします。
社員が辞めていくとき、
「なんかあったら連絡したまえ」
と言っておくと、
その1週間後に連絡があって
「あの社長、実は…」
というように戻ってくることがあります。
1回辞めて戻ってきた人は
もう2度と辞めない
ということはないかもしれないですが、
1番ネックなのは
自分のプライドとこだわりです。
あんな辞め方したし、
本当にムカつくし、
と思う相手を許せる時ほど
効果が高いでしょう。
砂をかけた社員こそ飲みに行け
というのは、
とても難しい話ですけどね。
さて、
砂をかけて辞めた社員
でなくてもいいのですが、
辞めて3ヶ月くらいに
必ず連絡をする
というルーティン、仕組みに
することをお勧めします。
実は、
自分の中で何かをやろうと思っても、
単発でやるのではなく、
仕組みにしたのほうがいいのです。
仕組みというのは、
ルーティンのことで、
習慣みたいなもの。
朝起きたら歯を磨くのと
一緒のことです。
ちなみに私は、
日記を毎日つけています。
たまに100行くらい
書くこともありますが、
必ず1日1回、
気づいたことを書きます。
気づきは
メモしておきたいですからね。
そして、気づきだけではなくて、
感情もつけておきます。
毎日書く、その秘訣があります。
それは、
朝起きたら、私は必ず6時や7時などに
家にお迎えのタクシーがきます。
その車に乗ってる時に
1行だけ書きます。
スモールゴール・ベビーステップです。
1番小さいアクションを
自分の中で習慣にします。
ですから、
車に乗ったら、眠りながらでも、
いちおう日記を書いているのです。
たまには、さっき見た夢で、
なんか変な人に追いかけられた
みたいなことを
書いたりもするのですけどね。
なんでもいいんです。
自分が普段当たり前にやっている行動、
例えば、
エレベーターに乗ったら
必ず自分の目標をひとつ考えるとか、
エレベーターに乗ったら
自分のイシューについて1個考えるなど、
なんでもいいのです。
当たり前にやっている何かに
何かを1個、組み込むと
それが習慣になるのです。
例えば、月曜と木曜に
必ず営業会議をしましょう
というのもそうです。
世の中の会社はほとんど
月曜と木曜に営業会議をしていますが、
なぜだろうと思っても、
とにかく、それを
TTP(徹底的にパクる)します。
月曜に会議をすると、
今週、何をしないといけないかが
明確になるからやる。
月火水は、
とにかくそれらをプロジェクトとしてやる。
金曜では遅い。
金曜は今週がもう終わってしまうから、
木曜に今週2日間に
最後に振り絞って全力でできることは何かを
もう一回考え直す。
ということは、
月木にやらなくてはいけない。
といった具合に、
たぶん、もっといろんなメリットが
いろいろあるから、
みんなどの会社も月木に会議を
やっていると思います。
だから、我々もやらなきゃいけない!
となるのです。
ですが、つい木曜日に
ゴルフに行ってしまったりしますけどね。
ただ、みんな、
月曜日はゴルフに行かないですよね。
「ゴルフを月曜にやりましょうよ」
と言ってコンペを開催しても、
ちょっと集まりが悪いです。
それは月曜は仕事始めだからでしょう。
このように「当たり前」
というものを、TTPします。
自分たちで
習慣にしなくてはいけず、
どこまで習慣に落とせるか
ルーティンにできるか
頑張ってやらなくても
気づいたら、やってしまう
といったようにするのです。
それは、あなた自身だけでなく、
社内でもやってしまう
ところにまで落とし込むことが、
1つのコンセプトです。
どうやって二度と
同じ過ちをおかさないように
どうやって次のステージへ
努力しなくていけるか、
それはルーティンの力、
仕組みの力しかありません。
ですから、
どのような内容を仕組みにするかを
自分の中で決めて、
実際に行動し、また元に戻してみる、
ということをTTPしてみましょう。
岡田有史