10年後の自分に笑われることを見つけろ
こんにちは
経営者マーケティング研究所
代表の岡田有史(ゆうじ)です。
皆さん誰かにアドバイスを求められたときに、
あー、この子は何か意固地になってるなとか、
せっかくアドバイスしても聞いてくれないなとか。
アドバイスを求められてなくても
この人これに意固地になってるなぁ、
これ解放してあげたらもっと伸びるのになぁ
と思って、ちょっと残念に思ったこと、ありますでしょうか。
誰しもそういうことはあると思うんですよね。
経営者の後輩とかに対して、など
それだけじゃなくて、ゴルフとかスポーツとか勉強とか
ありとあらゆることに何でもあると思うんです。
自分自身に置き直すと、
素直になって、人の意見を聞いたりとか
逆に意見を言ってもらえる自分でいないといけないなと
改めて思うのですが、
もちろん、なかなかそう上手くはできなくて、
自分の心の壁や、常識、思い込み、
意固地になっていることが、
自分の成長を止めているし
飛躍をストップさせているものだと思うんです。
気づくことでしか人生は変えられなくて、
気づき力を上げることが、
人生を良くする最大の秘訣だと思っています。
その秘訣が「素直さ」で、
私が船井総研というコンサル会社に新卒で入ったとき、
「素直さ」というのが、
人生やビジネスの秘訣と散々言われました。
何言ってんねん、おっさん、
そんなことはいいから、
コンサルティングのノウハウをさっさと教えてくれや
と散々思っていたんですけど、
素直さを身に付けようとして、
毎日真剣に20時間働き、
自分の中である程度身に付いたとき、
究極の秘訣を手に入れたなぁと思いました。
周り回って、原点というか、
ほんとに大事なのは、
やっぱり「素直さ」だなと思ったりします。
散々口うるさく、
船井幸雄さんとか、
船井総研の役員とか先輩とかに
100回どころか、1000回くらい言われて、
特に何か押し付けられたりする事はなく、
体験談としていろんな人から語られて。
今思うと、その時は上辺しか分かっていなかったけども
周り回って、
本当にその通りだな、と思うことがよくあります。
素直さが強いと、騙されたりとか、
失敗とかもいっぱいして
たくさん傷つくけど、
それを恐れすぎたら何もできないと思うんです。
それを超えて、自分で気づくことができれば、
本当にビジネスはどんどん成功するし
もちろん思い込みも時には大事だけど、
自分の思い込みを持ちすぎず、
素直で、気づいて、どんどん成長する。
気づいた分だけ人生は飛躍すると思うんです。
それが最高の産物だし、人生の喜びだし、
いっぱい気づくことが大切なんじゃないかと思います。
皆さんにやっていただきたいことが、
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10年後の自分に笑われることを見つける
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を真剣に考えて欲しいんです。
例えば10年前の自分が、
当時当たり前だと思っていたもので、
これじゃなくて別のものにしたほうがいい、
みたいなアドバイスをあげるとしたら
どんなアドバイスがありますか。
自分の100%当たり前みたいなものを振り返るべきで、
10年前の自分に何かアドバイスをするとしたら、
その時に思い込んでいる自分自身に対して
言うとしたら何でしょうか。
例えば、人によっていろいろあると思うけど、
自分自身の場合は
・そんなビジネスをいっぱいやるより、自分の得意なこと1個だけやれよとか
・時間を管理しようするなとか
・積み上がること以外やるなとか
・単発の目の前のキャッシュ、儲かるからみたいなことに振り回されるなとか
・そんな焦らなくても、リーマンショックやコロナとか地震とか
何かしらショックが来るから、ゆっくりやれば必ず儲かるから焦るなとか、
・ゴルフばっかりやるな
とかですかね。
書いてみると、恥ずかしいような感じですが、
それを10年前の自分が誰かに言われて
アドバイスを聞けるかと言ったら、
聞ける時もあるかもしれないけど、
たぶん、それは自分の中で真剣に思い込んでいることで、
自分の中の正義だし、マイルールだと思うんですよね。
そう思うと、10年後の自分が
笑えるようなことを真剣に考えて欲しいんです。
自分の100%当たり前で、これこそ正義で
世界の真実だと思い込んでいるようなものを書き出して、
それが全部違ったとしたらどうなるか、
みたいな思考実験をたまにやっていただきたいです。
私自身もやってみて、はっと気付くこともあるし、
そうだったとしたら、どう動けばいいのかみたいな。
少しでも、1%でも
自分の常識を揺らしたりずらしたり
することができたら、変わるかなと。
常識や思い込みを、ずらしたり外した瞬間に
飛躍するかもしれないし
もしかしたら変わらないかもしれないし。
本当の根本が変わったときに、何かが変わるかもしれない。
それが飛躍するきっかけになるかなと、
改めて10年後の自分に笑われるようなことはないかなと思って、
いろいろ考えていただけたらと思います。
岡田有史