これだ!というビジネスに出会った時に形にする秘訣
こんにちは
経営者マーケティング研究所
代表の岡田有史(ゆうじ)です。
今月末、弊社「銀座経営者倶楽部講演会」で
Dr.(ドクター)ストレッチ創業の黒川社長に
講演していただきます。
その事前のお打合わせなどで、
おもしろい話があり
皆さんにシェアさせていただきます。
Dr.ストレッチは創業して6年で100店舗を超え、
今はもう全国140店舗。
リラクゼーションやマッサージ的な要素を
完全にストレッチのみで達成する、
といったサービスです。
コロナにも負けず、どんどん展開していき、
一見、マッサージ店舗のようですが、
ストレッチでそれらを担うといったことを
世の中に広げています。
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世の中に
ストレッチというサービスがなかったときに
ストレッチの店舗を作って、業界で天下を取って、
一瞬で全国展開したという
世の中にないビジネスを創り出して形にした方です。
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今回ご講演いただく内容にはなりますが、
0から1の作り方、
そして1だけに留まらず
それを100ぐらいまでに高めた、
その手法が面白いなと思っています。
0から1といった、
これだ!というものに
生きていたら出会うことは
もしかしたら1回や2回はあるかもしれません。
結構アクティブに経営されている方だったら
2、3回あるかもしれません。
ですが、それに出会った時に
どうやってしっかりブレイクさせるか、形にするか。
人によって、
これは来た!すごいアイデアが出た!と思っても、
競合に参入されたり、うまく形にならなかったり、
形にできてもスケールすることができなかったり、
小さく終わってしまったり、儲からなかったり、
一店舗で終わったりなど、
何かうまくいかないことがよくあるでしょう。
しかし、黒川さんは、
しっかり0から1にして、
1から100にしていきました。
その秘訣は何かというのは、
元々マッサージ業界で
経営のプロとして
しっかり経営をされていたことです。
元々リラクゼーション業界、
マッサージ業界で30店舗ぐらい展開されていて、
ヨガの店舗、ウェブの会社、
さらに建築関係なども手がけていたりなど、
さまざまな業界の経営に関して、
そもそもプロでした。
すでに経営者として
30年以上仕事をされています。
高校を卒業してからずっと経営をしていて、
ストレッチ店を経営する前から
別事業で店舗展開を経験していたから、
どうやるとノウハウがうすまってしまうのか
ということも熟知していらっしゃいましたし、
逆に何をしたら店舗展開で失敗するのか、
経営で何が大事なのか、などもわかっていました。
また、借金地獄になったり、
自己破産を考えたり、
自殺を考えるまで
いろいろ追い詰められたり、、などのご経験を経て、
その状況から復活して
ある程度経営がうまくいったのです。
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つまり、経営が、
1周、2周ぐらいしている状況で
ストレッチ業界に出会ったのです。
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ストレッチは、
息子さんの病気を治すことをきっかけに出会い、
ストレッチは医学的に
こうやって治すのかという奇跡を体験して
これだ!と思ったそうです。
そういう意味でいうと、
それこそ経営はある程度、達人レベルになっていて、
その時に、これ!というものに出会い、
きちんと粛々と進め、
失敗せずにスケールしていくということが、
すごくしっかりできたのです。
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黒川さんから学べることは、
「これだ!」というものを見つけた時に
ミスらずにしっかり天下を取って行く方法。
そういった物事に出会った時に
粛々と進めていく方法。
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それらを学べます。
その秘訣は何かというと、
もとから経営のプロになっていたこと。
そういう意味でいうと
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目の前で何かまだ違うな、
まだ天下取れていないなと思っていても
それはやっぱり、きちんと極めていくこと、
経営のプロになっていくこと
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はとても大事で、
何かこれだというものを見つけた時に
それが生きます。
これだ!という0→1(ゼロイチ)の時に
一気に何か賭けていく。
そういうものが原点になります。
0→1(ゼロイチ)のものというのは
1)アイデアなどインスピレーション型
2)出会い型
3)展開型
大きく言えば、この3つに分かれると私は考えています。
そして黒川さんは、
出会い型だと思われます。
皆さんも
人生最大のビジネスモデルに出会ったその時に、
一気に展開していくために
自分の中のベースみたいなものを作っていくことが
経営者として本当に大事だなと思い、
黒川さんからもそれが気付かされます。
0から1をつくること、
0→1(ゼロ・イチ)だけではなくて、
1から100にすることを踏まえた力を
養っておかなければなと思います。
岡田有史