一歩踏み込んだ顧客リストを作ってみよう

こんにちは

 

経営者マーケティング研究所

代表の岡田有史(ゆうじ)です。

 

今日は、お客さんリストを

作ってみましょう

ということを

お話ししたいと思います。

 

お客さんリストなんて

当たり前のようにあるよと

皆さん、思われるかもしれないですけど

 

例えば、皆さんの会社が、

もしBtoBのお仕事で、

トップ顧客で、

100人とか200人ぐらいのお客様数で

 

年間300万ずつ

売上をいただいているような

ビジネスをされているとしたら、

 

そのお客さん

それぞれの人が、

どういう人かというのを

認識していますでしょうか?

 

例えば、どういうことに興味があって

ゴルフはするのか

お子さんはいるのか

どういう売り上げで年収で

どこ出身で

 

どんな大学出身で

どういう人が好きで

どういう食の好みで

海外旅行は行くのか。

 

趣味は何なのか

価値観とか

どこの野球ファンなのか

宗教は何なのか

何に悩んでいるのか。

 

300人のお客さんが

居たとしたら

 

もちろん社長は

その全部と繋がっていて

マンツ―で、やり取りしているので

全員のことがほぼ肌感覚で

分かっていると思います。

 

でも、このメルマガを読まれている

皆さんのスタッフさんや

社員さんだったりは、

 

その情報の全部は知らなかったり、

一部しか知らなかったり、

全部を開示することが

秘密保持的に難しいとしたら

 

一部だけ、例えば

趣味がゴルフとか

そういう項目が

それぞれ1人に対して

20項目あるとしたら

 

その5項目だけでも

社員の方とシェアしてみることは

可能かもしれないし、

 

とりあえず、そのお客さんリストを

ちょっと騙されたと思って

是非作ってみてほしいです。

 

一回目は作るだけでも

すごく大変かもしれないですが、

 

「みんなでこの人はどういう人で」

というのを

たまに、月に一回でもやってみて欲しいし、

 

それで何が変わるかというと

企業でビジネスの中で

社内の仕組みというものを

見える化するだけで

 

それだけでより会社として良くなって

売り上げが上がった

利益が上がるという現象があります。

 

お客さんリストで

「この人福島県出身なんですか」

「私と一緒なんです」

ということを

知らなくて喋ってたりとか

 

その事を知ってるだけで

「同じ同郷だって聞いたんですけど

何町ですか」

「私も同じなんです」

という話題が出るだけで

近い友人ぐらいのようになる。

 

それが皆さんのような社長だけじゃなくて、

社員さんがそうなること、

一般の事務員だったとしても

知らないよりは知っておくだけでも良くて、

 

もちろん出過ぎたまねは良くないですが、

社長が肌感覚で分かっていることを

いかに見える化していって

誰にでもできるようにしていくのか

それが100%は無理でも

20%、30%出来てる会社っていうのは

それだけで強くなれる訳なのです。

 

営業をバリバリやっている業界では

当たり前かもしれないですが

逆に、営業しなくても

売上が立っているような

 

「うちはクリエイティブが売りだから」

とか

飲食店だからとか

ミシュランだからとか

 

全然違うような

サービス業の店舗だったり

 

BtoCの方からすると

これは、当たり前じゃなかったり

すると思うんですね。

 

でもBtoBの客単価300~1000万ぐらいで

やってるような会社だったり

車のディーラーさんとかだと、

 

皆さん当たり前のように

毎日やっている事で

且つ、すごく効果があるんです。

 

是非、皆さんも今一度

お客さんリストを

作ってみてはいかがでしょうか?

 

いっぱい書き込むのが難しいなら

出身地だけ書いたものを一回作ってみるとか

 

何か一つだけでもやってみてもらえたら

面白いかもしれません。

   

岡田有史