儲からないことを積み上げろ
こんにちは
経営者マーケティング研究所
代表の岡田有史（ゆうじ）です。
コンサルティングをしていると
色々な経営者の方が、
これはちょっと儲からない仕事なんだと
おっしゃる事が結構あるのですが、
みんながやりたがらないけど、
それを大量に回して
積もり積もったら
実は、すごく儲かる
というような事例が結構あります。
例えば、これは市から譲り受けた仕事で
1件、2千円位の利益で
それをコツコツ積み上げ
10件やっても2万円だから
あんまり、皆さんやりたがらないですが
100件積み上げたら
意外にすごいビジネスになって
それが1000件になったら200万円になるし
スモールビジネスだけど
月の売り上げとしては
悪くないものがあった時に
ビジネスの概念ですごく大事なのが、
絶対大手が参入してこない
そして、個人はそんなにやっても儲からないから
ボランティアの人しか介在しない様な
マーケットって積もり積もったら
儲かることが結構多くあります。
では、それは具体的に何かと言われると、
守秘義務の関係であまり書けないのですが
中々、誰も参入してこない
このポジションだから、この立地だから
自分にしかできないから
自身の事業性とシナジーがあるものを
どういう風に見つけていくか、というのが
結構大事になります。
ビジネスは再現性なので
あまり儲からない仕事っていうのを
ある程度、1000件単位で積み上げて
それをコツコツ積み上げることによって、
ぐるぐる回して再現性を図っていけば
盤石なビジネスになることが多いのです。
あまり儲からない仕事だとか、
一見しょうもない仕事だとか、
誰もやりたがらない仕事だとか、
めんどくさいっていうものが
マーケットにちょっと隙間が空いていて
そういうマーケットを
どういう風に隙間を逃さず
見つけてやっていくのかっていうのは
ビジネスモデルを見つけるのに
良いヒントになっていきます。
キーワードをまとめると、
・あまり儲からない仕事
・一見しょうもない仕事
・誰もがやりたくない仕事
・みんながめんどくさいと思う仕事
・再現性がある
・100件、1000件束ねルーティンで回せる
これらのキーワードの掛け算で
自分自身のビジネスと
シナジーがあるものは
薄く、広く、末永く、儲かると思うし
そんなに大きく儲からないからこそ、
大手が入ってこないし、
周りからもそんなに儲かってるようにも見えないから
他社参入もないし、
だからこそブルーオーシャンだし、
そういうものを見つけて
副業ではないですけど
サイドビジネスのようにやって
月100万儲かるものを
10個ぐらい見つけられたら
年間1億以上利益が出るわけで、
そこまでいくと案外悪くない。
そういう商売をしている人は結構いて、
それでいて、独自性があって
自分にしかできなくて
自分ならではっていうのは
数字が読めるし
意外にビジネスの基盤になることも多いのです。
ちょっと抽象的すぎて
いまいち、わからないかもしれないですけど、
1つのビジネスモデルを確立するのに
大事な概念だと思います。
皆さんも周りで
何かそういうものがあったら
自身のビジネスと掛け算して
ビジネスモデルを
新しく作る発想法の
1つのヒントになって
面白いのではないかなと思います。
岡田有史