神様との15分
こんにちは
経営者マーケティング研究所
代表の岡田有史(ゆうじ)です。
今日は「神様との15分」というお話について、
みなさまにシェアしたいと思います。
神様との15分とはなんなのか。
簡単に言いますと、毎日15分だけでいいので、
経営について考える習慣をつけて欲しい、
ということなんです。
当たり前のことのように思うかもしれませんが、
意外にこれができていない人が多いんです。
例えば私がコンサルをしているお客様で、
月に1回、1時間のコンサルをしているとします。
そのコンサルで、一緒に経営課題を見つけて
改善案を考えて1回のコンサルが終わります。
そして1ヵ月経って、
またコンサルに来ていただくと、
その改善案は実行されています。
ですが、それ以外に新たな経営課題や改善点は
見つかりましたかと聞くと、
そんなことは全然考えなかった
と答える方がが非常に多いのです。
もちろん仕事をさぼってるという意味ではなくて、
日々の仕事はきちんとやっています。
契約をとってくるとか、
トラブルのフォローをするとか、
資金繰りの手配をするとか、
いわゆる日々発生する仕事は、
とても精力的にこなしているわけです。
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だけど、一から落ち着いて、
経営について考えるということはしない。
やらなきゃいけない仕事はやるけど、
やるべきことを見つけるということはしない。
そういう習慣がないんです。
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会社を変えたい、成長させたい思うなら、
それまでやっていなかったことをやらないと
何も変わっていかないわけです。
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そのためには、何をやるべきか、
という問いを打ち立てていかないと変わらない。
その問いを打ち立てるための時間が、
神様の15分なんです。
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もちろん、コンサルを受けて、
コンサルの時間に考えて問いを打ち立てる、
改善点ややるべきことを見つける
というのもいいでしょう。
ですが、1ヵ月に1時間だけでは少なすぎます。
やるべきことを見つけて、実行して、
結果を検証して、さらに改良点を見つける。
いわゆるPDCAのサイクルをどれだけ回せるかが、
いまの時代の経営者には特に強く求められています。
そのためには1ヵ月に1回、1時間では足りない。
スピード感が重要なので毎日15分。
1週間に1回、1時間、2時間よりも、
神様の15分がいいんです。
このメルマガでも何度か紹介してきましたが、
ヨガの瞑想を取り入れてみるのもいいかもしれません。
神様の15分を瞑想の習慣として取り入れるわけです。
自分の心を整理して、
脳をクリエイティブな状態にして、
新しい問いを打ち立てていく。
それが大事なことなんだと思います。
ISFネットの渡邉社長は、
経営の改善点を毎日、朝1時半に起きて、
紙に2000個書き出しているといいます。
100億企業の、従業員が数千人いるような
大企業の社長がそのぐらいのことをやっています。
1時半起床を毎日続けるのは
普通の人には難しいでしょうが、
毎日15分なら、その気になればできるはずです。
是非、みなさまも神様の15分の習慣を取り入れて、
会社のステージアップを目指してみてください。
岡田有史