情熱のプロジェクト担当者

こんにちは

 

経営者マーケティング研究所

代表の岡田有史(ゆうじ)です。

 

会社が成長してさらに上のステージに

上がっていくためには、

プロジェクトの成功が

必ず必要になってきます。

 

ところが、毎回大きな期待を込めて

プロジェクトを立ち上げても、

全然うまくいかない、好結果が出ない。

100%の期待を込めているのに

0%の結果しか出ないということも

ざらにあります。

 

人事評価制度を導入しようとか、

コンサル会社を入れようとか、

20億の売上を100億にするための

マーケティングシステムを入れようとか、

そういう壮大なプロジェクトを始めても

何をやってもうまくいかず無駄になってしまう。

 

あるいは1000万の費用をかけて、

立派な研修を実施しても、

大して何も変わらない。

 

なぜ、うまくいかないのでしょうか。

 

プロジェクトでいい結果を出すためには

大雑把に言って3つの要素があります。

 

1つ目は、当たり前のことですが、

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そのプロジェクトのメソッド自体が

いいものなのかどうか。

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そもそもメソッドが悪かったら、

あとは何を頑張ろうと好結果は出ません。

だから、最初にどんなメソッドを

選択するかということが重要になります。

 

2つ目は、

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プロジェクトの参加者に

コミットがあるかどうか。

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例えば1000万の研修をするとして、

一人当たりにすると1回で5万円かかる。

それを半年間やるとすると、

一人あたり30万円かかるわけです。

 

30万円という金額は個人にとっては大金です。

生活費とは別に30万円、

自由に使えるお金があったら何ができるか。

 

例えばハワイ旅行にも行けますし、

温泉旅行だったら超一流の旅館に泊まれるし、

一流レストランの食事なら何回もできる。

 

逆に言うと、自腹で30万円払うなら、

みんなその価値に見合うだけの成果を

貪欲に求めるはずです。

 

ところが、これが会社負担の30万円だと、

途端に無駄遣いしても気にならなくなります。

 

この研修に一人30万円かかってるんだ

と教えても、フーンそうなんだ、

という程度の感想しか持たない。

 

でも、もし自腹で30万円かけて、

何かのスキルを学ぼうと思ったら、

みんな必死になって、

形に残るものを身に付けようとするはずです。

なんとしても30万円分の元を取るんだと。

 

そこまで必死になれば、

人間は凄い力を発揮する。

普段眠っている脳が働き出して、

火事場の馬鹿力じゃないけど、

もの凄い集中力で物事を

吸収できるようになります。

 

だから、会社負担の研修でも、

自腹感を持たせてやらせなければいけない。

 

30万円の研修に参加する人には、

30万円以上の価値の何かを必ずつかむこと。

それをコミットさせる。

出来なければしっかり責任を問う、

という姿勢を見せることが重要です。

 

そして3つ目は、

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そのプロジェクトの

担当者が使命感を持っているかどうか。

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使命感という字は、命を使うと書きます。

自分の命を使って、人生を懸けて

取り組まなければ好結果は出せません。

 

仕事というものは単なる作業じゃないんだと。

自分の人生を懸けてやることで、

うまくいかなったら切腹するくらいの覚悟を

持たせなければいけないんです。

 

切腹を現代社会で例えるなら

会社を辞職するということになりますね。

その覚悟を持たせることが重要です。

 

ただの作業として、冷めた気持ちで

惰性で仕事をしてる人には、

決して成し得ないことがあります。

 

使命感を持って、人生を懸けて、

熱い気持ちで取り組むことで、

初めて人はついてきてくれるんです。

 

他人の心を動かす熱い言葉で

どれだけ語れるかどうか。

本気で自然と涙が流れるほどの

熱い気持ちを持てるかどうかなんです。

 

それだけの責任者の使命感とコミット。

それがあるかどうか。

 

まとめると、

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(1)メソッドがいいものかどうか

(2)参加者にコミットがあるかどうか

(3)責任者に使命感があるかどうか

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この3つがプロジェクトを成功に導く要素です。

 

この3つがなかったら、

そのプロジェクトは

ただの無駄な作業の塊でしかない。

 

お金を無駄にするだけ。

社員の貴重な時間をドブに捨てるだけ。

それでいて、何かをやった感だけが残って、

その実、何も残らないという悪循環。

 

会社というのは、全員がコミットして、

人生を懸けて取り組んだことの

重ね合わせでできているんです。

それが仕事であって、ビジネスなんです。

単なる作業は仕事じゃない。

 

全員が人生を懸けなければ、

魂を込めなければ会社のステージは上がらない。

普通の仕事をやっているだけでは、

普通の会社しかできないんです。

 

そして10年後、20年後の社会では、

普通の会社の仕事はAIに取って代わられる。

魂の込められてない仕事は機械がやるんです。

 

人間の魂が込められているかどうかが、

AIと人間の差なんです。

この先、人間が生きる道はそこにしかない。

 

だから本当の使命感を持ってくれる

プロジェクトの責任者を

指名しなければいけないんです。

 

本当に人生を懸けて熱くなれる人。

その人が参加者全員を引っ張って、

全員コミットさせて取り組ませる。

 

それこそがプロジェクトを回すということで、

会社のステージを上げるために必要なことです。

 

どうか皆さんも、

今やっているプロジェクトをすべて見直して、

3つの要素が満たされているかどうかを

確認してみてください。

 

そして、要素が満たされていないプロジェクトは

全部やめてしまうぐらいの気持ちを持って

取り組んでみたら、

会社のステージを上げるための

大きなきっかけになるのではないかと思います。

   

岡田有史