サブスク商品をどれだけ体験しているか

こんにちは

 

経営者マーケティング研究所

代表の岡田有史(ゆうじ)です。

 

サブスク型のマーケティングをする際の

注意点や成功の要諦を先週のメルマガでもご紹介させていただきました。

 

(サブスクとは、

サブスクリプションの略で

定期購入による商品提供ビジネスのことです。

月々課金型のモデルが一般的とされ、

その成功は、ビジネスに安定と安心をもたらします。)

 

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それは、商品提供側、会社側が

リスクをいかに取るか

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であるとお話しました。

 

リスクを取らない人が

結構いますが、

あえて、どれだけリスクを取り

確かな商品を作り

シュミレーション出来る事が

大事だというお話をしました。

 

次に、実際導入する時に

もう一個大事になることがあって

今日はそれについて

お話させていただきたいと思います。

 

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自分自身がこれから提供する

サブスクのサービスと似たものに、

消費者として

実際、利用することによる体験を生かす

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ということです。

 

それも自身のお金で、

経費に計上せずに

あえて自腹を切って。

 

そして、それを何個も体験してください。

もちろん経費でやってもいいのですが

消費者は自腹できてるはずですし

 

うまく利用できなかったり、

「なんだか損したな」って思う感覚を

どれぐらい感じて、

 

そして、その損した時の痛みとかを

しっかり感じてみないといけない。

 

人は自分の体験からしか

本当の意味では、学べない。

 

自分が感じることって

論文だったり

記事だったり

色々な人の声と

自分の体験って

全然違う事が結構ありますよね。

 

例えば、ジムに入会したときに、

「よし、ここで痩せるぞ!!」

と思って気合入って入会しても、

あれ、ちょっとここ2ヶ月間

行けてないぞとか

 

コロナになって行けなくなったとか

仕事が忙しくて行けないとか

引っ越して、とか環境が変わって、とか

何かそういうことだったり

解約のタイミングがずれたり

 

「自身で来ないと

解約できませんよ」って

言われたらそもそも解約難しいやん

それってほとんど詐欺やん、とか。

 

契約書で縛ってばかりで

マジで嫌やな、

経営陣はリスクを取らずに、

正直消費者を馬鹿にしてるな、

最悪やな、とか。

 

他の色々な毎月で頼むものや

音楽サービスや動画サービス、

何でもいいのですが、

是非体験していただきたい。

 

オンラインサロンや

会員制ビジネスを自分がやろうと思ったら

真剣に利用してやってみてほしい。

 

でも、全部が全部

真剣にできなかったりすると思いますし

忘れていて、

3年も4年も何年も払ってるけど

一回もサービス利用してないなとか

 

そういうことも含めて味わってほしい。

 

でも、やっぱり人って

感情の生き物なので

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損させられたなと思ったら

嫌いになってしまったり

逆に倍返ししたくなってしまったり

それがSNSに書き込んでしまう原因になったり、

倍ぐらいで済まなくなってしまう。

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その逆に、この値段だったら

何も気にならないな、とか、

行けてないのは

自分のせいだから

仕方ないなとか。

 

どれくらいの利用ができて

どれくらい利用できなかったら

実際、人はどう感じて

どういうことを考えてというのを

 

一つ一つ、自分でも体験する。

そして体験してる人と

ディスカッションをしたり、

 

それを含めて

常にブラッシュアップをしていく。

 

それこそが

サブスクマーケティングの

本当に大事な事だと思います。

 

私自身も15年ぐらい

このサブスクマーケティングに

対してのコンサルティングを

何百とか、何千という商品を考えてきて

自社でもいくつもやっていますが

 

欠点と利点、

そして感情的なメリット、デメリットも含めて

さらに、儲かる儲からないところも含めて

やってみないと分からないことも多い。

 

本当に儲かること

想定外に儲かること

全然うまくいかないこと

広告費が思ってた以上にかかること、

口コミだけでびっくりするぐらい広がっていくこと。

 

やってみないと分からないってことは

凄くあるのです。

 

そういうものを

ぜひ体験して

マーケティングに活かして

自社の商品設計を

常にブラッシュアップして

いただけたらなと思います。

 

サブスクマーケティングの秘訣は

実際、自社の提供する

新商品に似たような

サブスクマーケティングのものに

自腹で入るということ

なのかもしれません。

   

岡田有史